無数の触手でフワフワ浮遊…!! 珍妙すぎる深海生物の正体は「スパゲッティ・モンスター」なのか?
いま、アフリカのアンゴラ沖でクラゲのような外見を持つ摩訶不思議な生物が発見され、「某有名宗教の神が降臨か!?」と巷で話題を呼んでいる。
■多数の個体が集まった「マガタマニラ」
大西洋の水深1,325メートルで、遠隔操作無人潜水艇(Remotely operated vehicle、ROV)が発見した謎の生物――。海洋石油・ガス会社は、深海に複数のROVを設置しており、海洋生物の研究所と合同で調査を行うケースが多いそうで、今回の発見も「Serpant Project」と呼ばれる調査の最中になされたという。

無数の糸のような触手が伸び、フワフワ漂う様子はまるで地球外生命体か神話の生き物か……。発見時に「フライングスパゲッティモンスター」とあだ名をつけられたこの物体の正体を解明するため、さっそく映像がイギリスにあるサウザンプトン国立海洋研究所に送られた。
調査を行った深海生物研究の第一人者、ダニエル・ジョーンズ博士によると、謎の生物はクダクラゲの仲間である「マガタマニラ(Bathyphysa conifera)」だという。クダクラゲは、多数の個体が群体でクラゲを構成しており、マガタマニラは気胞体と呼ばれる頭部から幹群(かんぐん)と呼ばれる無数のヒモをぶら下げた姿をしている。
よく見ると糸状の短い触手や生殖体もみられ、名前の由来は所々にポッコリ付いている勾玉(まがたま)状の栄養体からきているという。まるでガラス細工のような美しさで知られるカツオノエボシと同じくボウズニラ亜目という分類に属しており、もし刺された場合には激痛を伴うようだ。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊無数の触手でフワフワ浮遊…!! 珍妙すぎる深海生物の正体は「スパゲッティ・モンスター」なのか?のページです。クラゲ、深海、Maria Rosa.S、空飛ぶスパゲッティ・モンスター教、マガタマニラなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで
科学最新記事
人気記事ランキング更新
- ・NASA内部告発者が警告する宇宙開発の“危険な”未来
- ・ホーキング博士の予測は正しかった!
- ・誰でも“時間を引き伸ばす”能力を持っている?科学が解き明かす「時間拡張体験」の謎
- ・「Wow! シグナル」、発信源は恒星間天体「3I/ATLAS」だった?
- ・鬼火(ウィル・オ・ザ・ウィスプ)の正体、ついに解明か?
- ・2つの巨石神殿のミステリアスな類似性
- ・「世界の終わり」本当の姿とは?人類を滅ぼす“3つの黙示録”
- ・OpenAIが解明した“AIが嘘をつく理由”
- ・シミュレーション世界から脱出できるのか?
- ・謎の恒星間天体「3I/ATLAS」は“異常な塊”だった!
- ・NASA内部告発者が警告する宇宙開発の“危険な”未来
- ・ホーキング博士の予測は正しかった!
- ・誰でも“時間を引き伸ばす”能力を持っている?科学が解き明かす「時間拡張体験」の謎
- ・“エイリアンの秘密基地”とされるポポカテペトル山で謎の発光体が乱舞
- ・中国に“世界で最も高い橋”が完成 ― 東京スカイツリーに匹敵の高さ
- ・UFOに乗っているのは“高次元の地球人”だった!?宇宙人でも平行世界の住民でもなく… 識者が提示する「6つの証拠」
- ・「Wow! シグナル」、発信源は恒星間天体「3I/ATLAS」だった?
- ・鬼火(ウィル・オ・ザ・ウィスプ)の正体、ついに解明か?
- ・歴史の常識を覆す!? 5冊の“禁断の書”
- ・現代も続く宗像大社「山田地蔵の呪い」とは?