「エイリアンの証拠」として地球外有機組織の写真が公開される=英
2015年9月4日付の英紙「Express」によると、バッキンガム大学の宇宙生物センターのミルトン・ウェインライト教授らは、地球外有機組織の写真を、エイリアンの存在を示す証拠として公開した。教授によると、写真に写っている角のある牛のような形状の微粒子こそ、完全な生命体であるとのこと。
■地表から30km離れた成層圏で有機組織を採集!
イギリスのダービー州から打ち上げられた強力な磁石による探査プロジェクトの結果として発見されたこの組織は、写真上では塩の結晶とともに写し出されており、成層圏内に地球外微生物が存在していることが信ずるに値するものであると証明するものであると述べられている。
教授はさらに驚くべきこととして、一般に「パンスペルミア説」と呼ばれ、生命の起源は宇宙にあり、地球での生命誕生はその生命の種ともいえる微生物の萌芽の来着に由来するものであるという説のとおりに、このような地球外有機組織が地表上に常に降り注いでいる点について指摘をしている。
探査結果によると、塩の結晶に張り付いたこの非晶質状態の組織は、ジスプロシウム、ルテチウム、ネオジウム、ニオブなどのレアアースとともに、地表からの高度30kmの成層圏で採集されている。このようなレアアースの粒子は、非常に重たく地球由来のものとは考えられず、今回発見された組織とともに宇宙から地球に降り注がれてきたものと考えられる。
■遺伝物質を含む金属粒子の存在
ウェインライト教授と彼の研究チームによると、遺伝物質を含む液体を吐き出しているように見受けられる金属粒子が、直近の探査によって発見されている。これは、「地球外微生物が存在する」と研究発表されている宇宙生物学者のチャンドラ・ウィクラマシンジ教授や元一橋大学イノベーション研究センターの特任教授で、宇宙生命・経済研究所の理事である所源亮(ところ げんすけ)教授などのレポートに追加される証拠であるとのこと。
ウィクラマシンジ教授によれば、地球外微生物の存在を証明する数々の証拠が近年次々と発見されており、それはすでに科学的に無視して通ることができないレベルに達している。何億年も前の地球で「生命のスープ」と呼ばれる生命誕生直前の有機物を含む水たまりに、このような地球外から飛来した隕石などに付着した有機組織が関与していることを否定することはできず、その事実を無視することは、科学的に賢明な行為ではないと主張。西洋的な宗教背景や科学の間違った妄信が過去に何度も過ちを導き出したように、今この事実に目をそむけることは、社会的、経済的に悲惨な結果を招くことになりかねないと警告を発している。
(文=高夏五道)
参考:「Express」、「チャンドラ・ウィクラマシンジ教授」、「ISPA Japan」ほか
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