【ブラッド・ムーン】9月28日に人類滅亡? 一方、ロシア軍は地球侵略を狙うUFOを撃墜中!
■人類はいかにして滅亡を遂げるか
では、人類の滅亡は、具体的にどのような形で引き起こされるのか?
支配的な主張は、2億年にわたって繁栄を続けた恐竜たちを絶滅させた主因としても有力視される、小惑星の衝突だ。
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、今世紀中に小惑星の衝突は起こりえないと公式に発表を行っているが、滅亡を信じる人々の主張に水を浴びせることは難しいようだ。
より風変わりな主張として、エイリアンの侵略が計画されているとの珍説も生まれている。一見突拍子もないエイリアン侵略説だが、イランの上空で未確認の飛行物体が撃墜されたという衝撃的なニュースによって、勢いに拍車がかかりつつある。
■UFO撃墜――陰謀論の盛り上がり
英メディアの報道によれば、今年の7月以降、イランの上空で観測された複数の流れ星について、その正体が墜落するエイリアンの宇宙船の姿なのだと信じてやまない人々がいる。
「9月の終わりに破壊される地球を先立って監視するため、宇宙船は派遣されて来たのです」
イラン・イスラム共和国と、経済・軍事の両面で同国と関わりの深いロシアが、協力してこれらの宇宙船――UFOを撃墜したというのが、陰謀論者たちが語る事の真相だ。
墜落した宇宙船の残骸については、イランに展開するロシアの特殊部隊を核として“重要な集団”が組織され、既に調査が進展している旨を、ネット上の陰謀サイト「UFOsightingshotspot.co.uk」が伝えた。情報はロシア国防省から流出したレポートに含まれていたものだという。
同サイトは、今年6月に発足した航空宇宙防衛軍(VKO)の存在にも触れており、誕生して間もない防衛軍がテキサス上空で撃墜した宇宙船が、イランで撃墜された機体と同型の宇宙船であると断じている。
また、ある論客は、宇宙船の残骸を撤去すべくプーチン大統領直々に命令が下された事実にも言及しているそうだ。
■人類の運命はいかに?
このように盛り上がりを見せる人類滅亡説だが、過去に持ち上がった類似の説と比較しても、その論拠はやや乏しく感じる。イランで撃墜されたという宇宙船に関しても、騒動を報じた英メディアによって、“やはりただの隕石に違いない”といった懐疑的な見解が付されている。とはいえ、ふたが開いてみるまでは否定はしきれないのが、滅亡説というものだ。
少なくとも今月いっぱいは、ブラッド・ムーン滅亡説がネット界隈を駆け巡ることになるだろう。
(文=Forest)
参考:「Express」、「Inquisitr」、「Mirror」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊【ブラッド・ムーン】9月28日に人類滅亡? 一方、ロシア軍は地球侵略を狙うUFOを撃墜中!のページです。UFO、隕石、陰謀論、月食、ブラッド・ムーン、終末論、Forestなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで