歩く魚、青い目の蛙、くしゃみ止まらぬ猿…! ヒマラヤで200以上の「不思議な新種生物」が発見
■雨で“くしゃみ”が止まらないサル
個性的な顔をしたサル。鼻が低いというより、むしろほとんど真っ平らだ。ミャンマー北部の人里離れた森で発見された。地元住民によると、このサルは雨が降ると簡単に見つかるという。というのも、彼らは(雨水が鼻の穴に入りやすいのか)くしゃみが止まらなくなってしまうのだ。しかも、(問題を本人たちも自覚しているのか)この事態を避けるため、彼らは雨が降り始めると頭を膝の間に挟みこむようにしてやり過ごすのだという。
ほかにも鮮やかな青い目を持つカエルや、まるで宝石のような赤・黄・オレンジ色の模様をしたマムシなど、数々の不思議な生物が新たに発見されている。WWFは、今回の発見について「ヒマラヤ山脈周辺の生物多様性を示すもの」であり、「この地球を(私たちとともに)シェアしている生物について、学ぶべきことがまだまだたくさんある」とした上で次のように警告も発している。
「今まで、まったく手がつけられてこなかったこれらの生態系にも、やがて危機が訪れるのではないかと考えられます」
「私たちの気づかぬ間に、貴重な生物多様性が永遠に失われてしまう事態もあり得るのです。この脆い生態系を保持するためにも、すぐに行動を起こさなければいけないことは明確です」
今回の発見に喜ぶよりも先に、どうやら私たちには、自然保護の意識をさらに高めることが求められているのかもしれない。
(編集部)
参考:「WWF」、「The Daily Mirror」、「The Daily Mail」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊歩く魚、青い目の蛙、くしゃみ止まらぬ猿…! ヒマラヤで200以上の「不思議な新種生物」が発見のページです。魚、新種、サル、ヒマラヤ山脈、WWF、エベレスト、環境保護などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで