2016年にアルマゲドンが起きる?2018年に世界は終焉へ?

■第三次世界大戦がアルマゲドンとなるのか?

2016年にアルマゲドンが起きる?2018年に世界は終焉へ?の画像2Preppers Fortress」より

 しかしながら、米国の「Preppers Fortress」はテトラッドがユダヤ史と深く関係があることを指摘しており、「アラブの春」から始まり今なお混乱が続く中東において、第三次世界大戦が勃発する可能性は決して少なくない、と警鐘を鳴らしている。「すでにこの第三次世界大戦は始まっている」という声もあり、それだけ状況は緊迫しているといえよう。同サイトでは、この第三次世界大戦が「アルマゲドン」の引き金になるのではないかと想定しており、これから我々人類が進む「最悪のシナリオ」として世界が終末を迎えたとき、世界はどのように変化するかを予想している。

 まず、あげられるのは電気・水道・食料などライフラインの切断であるという。我々人類はあっけなくこの文明社会に終わりを告げ、病気や疫病が蔓延するということだ。これは何となく著者にでも容易に考え付くことではある。同サイトでは世界には様々な終末予言が存在するが、常に防災意識を高く持ち、基本的な食料や物資の備蓄や水の確保を怠らないようにすべきである、とのことだ。

 聖書の終末予言として有名なのは20世紀最大の考古学的発見と言われた死海文書であるが、この死海文書にもアルマゲドンの戦争を思わせるような記述がある。それは「イスラエルが建国されるも70年間は混乱の中にあり、最後には洪水や戦争が続き、そして破滅が荒廃の上に注がれる」といった内容である。“イスラエル建国から70年後に破滅する”ともとれるこの記述は専門家らの中で諸説あるようだが、簡単に正式なイスラエル建国年とされる1948年を基点として計算して「破滅の時は2018年に訪れるのではないか」というのが一般的なようだ。

 これらのことを踏まえると、テトラッドの不吉な赤い月は「第三次世界大戦」という災いをもたらし、2018年の破滅の時が訪れるまで続く、ということだろうか。そして、イエス・キリストとも言われる救世主は現れるのか……。
(文=遠野そら)

参考:「Preppers Fortress」ほか

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