これは謝るしかない。タバスコってこんなに作るの大変なんだね。1本作るのに3年以上かかってるよ
■意外に多い、豊富なラインナップ
日本でも専門店などでは数種類のタバスコを見かけることもあるが、こんなのもあったんだぁ~と思うこともあるはず。現在スタンダードに出ているのは、写真左から「ペッパーソース」、「ハラペーニョソース」、「チポートレイペッパーソース」、「バッファロースタイルホットソース」、「ハバネロソース」、「ガーリックソース」、「スイート&スパイシーペパーソース」がある。他にも正田醤油が受託生産している「スパイシーしょうゆ」というものもある。正田醤油とタバスコの関係も気になるが、通販で手に入るので気になる方は買ってみてはいかがだろうか。
その他公式サイトにはさまざまなリミテッド・エディションなどのパッケージ商品もあり、実に多様なラインナップがあることに驚かされる。サイトを見ているだけで「タバスコ愛」をひしひしと感じることができるので是非訪れてみることをおすすめする。これからクリスマス、ホットな夜に詰め合わせのギフトを贈るというのも粋かもしれない。
サイトによれば、唐辛子の辛さを量る単位としてカプサイシンの含有量を目安にするスコヴィル値というものがある。スコヴィル値が高いほど、「すこぶる」辛いというわけだ。普段よく見かける「ペッパーソース」は、2500から5000スコヴィル値。同社の「ハバネロソース」は7000スコヴィル値というからオリジナルでも相当な辛さだということが分かる。辛さだけを求めるのであれば世の中尋常でない辛さの唐辛子があり、「キャロライナ・リーパー」という唐辛子はなんと300万スコヴィルという口にしただけであの世が見えそうな値だ。激辛ソースで心臓発作を起こした人もいるというから辛さもほどほどが一番である。
さすがアメリカ、業務用でなくても1ガロン(3.87リットル)、55ガロン(280リットル)なんてサイズまであるとは。ちなみにタバスコはレストランなどで常温で置かれていることが多いが、家庭では皆さんどうしてますか?実は気を使って冷蔵庫に入れるのはよろしくないのだとか。その温度変化によって大事なフレーバーが損なわれてしまうのだという。またペッパー色素は光によって変化してしまうため、なるべく冷暗所で保管するのがおすすめだそうだ。
筆者の貧乏学生時代を支えてくれたタバスコがこうも多くの過程を経て作られていることを知ると、その一振り一振りに愛をこめて嗜みたいと思う所存である。身の回りにありふれたものでも、ちょっとだけ違う角度から垣間見ることでまた違って見えるくるものである。
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2024.10.02 20:00心霊これは謝るしかない。タバスコってこんなに作るの大変なんだね。1本作るのに3年以上かかってるよのページです。アナザー茂、タバスコ、ホットチリソースなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで