プーチンが2020年アメリカ大統領選挙に出馬か? すでに米有権者から高支持率を獲得
両党の指名候補争いが激化してきている米大統領選の模様だが、台風の目玉となっているのは、なんといってもドナルド・トランプの人気ぶりだ。そんな人気沸騰中のトランプに、さらに追い風となる強力すぎるサポーターが登場。ロシア大統領、ウラジーミル・プーチンだ。
■プーチンが影のアメリカ副大統領に!?
今月17日の年次記者会見で、ロシアのプーチン大統領は来年の米大統領選に向けて現在共和党の指名獲得を目指し奮戦中のドナルド・トランプを「彼は間違いなく聡明で、突出した才能を持つ人物である」と高く評価した。米大統領選の争いがまだ序盤の段階で、ロシアの大統領が一候補者に対して言及することは極めて異例のことである。しかしそれというのも、ほかの共和党候補が国際的連携でロシアを封じ込めようという外交政策を掲げているのに対して、トランプ氏は珍しく(!?)米ロ間の関係強化を提唱していることが、プーチン大統領の歓心を買った大きな要因であると考えられている。
このプーチン大統領の発言にトランプはすぐさま反応。「国内外で高い尊敬を得ている人物に褒められるのは光栄なことだ」とコメント。プーチン大統領とトランプという意外過ぎる組み合わせに、メディアは俄然注目。一方で対立する共和党の有力候補たちは、ますますトランプへの批判を強めることになった。
トランプの政策に真っ向から対立する共和党の有力候補の1人で、オハイオ州知事のジョン・カシックは、なんと専用サイトを立ち上げてトランプとプーチンの危険な協力体制(!?)を皮肉るかたちで広く警戒を呼びかけている。
「素晴らしき圧政よ再び! トランプ&プーチンと共に立ち上がれ!」とのスローガンで、2人の強烈なタッグを応援しているがもちろんパロディである。「NY Daily News」の記事によれば、カシック候補側はこのパロディサイトを通じて、もしトランプを大統領にさせてしまえば、プーチンが“影のアメリカ副大統領”になってしまう危険性を有権者に訴えているということだ。
このサイトに加えて、カシック候補はまた「Trump Putin 2016」というツイッターアカウントを作成し、ここでもこの2人の組み合わせがいかに危険であるかを訴え、またプーチンが過去に下した残虐非道な政治判断なども紹介している。はたしてこのジョン・カシックによる“ネガティブキャンペーン”は今後の指名争いで功を奏するのだろうか。
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2024.10.02 20:00心霊プーチンが2020年アメリカ大統領選挙に出馬か? すでに米有権者から高支持率を獲得のページです。選挙、仲田しんじ、大統領、ドナルド・トランプ、ウラジーミル・プーチンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで