太陽系に第9惑星発見のイマサラ感 科学界がようやく「惑星ニビル」を確認か?

太陽系に第9惑星発見のイマサラ感 科学界がようやく「惑星ニビル」を確認か?の画像1画像は「Science」より引用

 20日、科学誌「The Astronomical Journal」に発表された研究によると、太陽系の第9惑星となりうる天体が存在し得ることが判明した。

 まだ直接的には観測されていないものの、数理モデルとコンピュータによるシミュレーションによって、その存在が確からしいとわかったという。

■新しい惑星の大本命

 驚くべき研究結果を発表したのは、米国カリフォルニア工科大学のマイケル・ブラウン博士らの研究チームだ。ブラウン博士はこれまでも、「エリス」、「セドナ」といった海王星軌道の外側を回る天体(太陽系外縁天体)の発見をしてきた、この分野のパイオニアである。

 今回の結果を導いたのは、「カイパーベルト天体」と呼ばれる、太陽から非常に遠いところを公転している天体の軌道だ。6つのカイパーベルト天体の軌道が、偶然ではありえない偏りをみせていたため、それらに影響を与える惑星があるのではないかという疑いが生じ、今回の発見に至った。

 この第9惑星と想定されている天体は、地球の10倍ほどの質量を持ち、海王星の公転軌道よりも20倍遠い軌道を通っていると推測されている。しかし、惑星は自ら光を発しない天体であるため観測が難しく、まだ直接的には確認ができていない。

 また、これまでの惑星と比べて遥かに遠いところに位置するため、日本が誇るすばる望遠鏡を用いても、観測には5年はかかるとみられている。ただ、もし観測されれば、冥王星が降格して以来の9番目の惑星となる可能性がある。

 準惑星エリスを発見した際には、それが冥王星の準惑星への降格のきっかけになったために、「冥王星キラー」とやゆされたブラウン博士は、「私の娘がこの星に冥王星と名付ければいいっていうんだ。そうしたら冥王星がまた惑星になれるね」と話し、その汚名をそそぐチャンスを得たことに喜んでいるようだ。

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