【NASA発表】3月5日に小惑星「2013 TX68」が地球に最接近! 惑星ニビルなのか?

■3月にやって来るのは“惑星ニビル”か

「2013 TX68」に関してはまったく心配はいらないようだが、海外の独立系情報サイトが報じるところによれば、それより先にやって来る小惑星は「惑星ニビル」であり、衝突の危機が目前に迫っているというのである。

 現在、アマチュア天文観測家をはじめUFO研究者や、大災厄に備える“プレッパー”と呼ばれる人々の多くが、「惑星ニビル」や「惑星X」の呼び名で知られる大型惑星が3月に地球に衝突すると確信しているのだ。彼らの主張によれば、政府やNASAはこの差し迫った危機を知りながら情報統制を行い、一方で着々と“大災厄”後の準備を進めているということだ。その準備とは、おびただしい数の遺体を収納する棺の確保、無政府状態に対処するための兵士の訓練などであるという。また、最近NASAに設立された小惑星衝突の危機から地球を守る専門部署「惑星防衛調整局(Planetary Defense Coordination Office、PDCO)」の設立も、3月に起きる惑星衝突を見越してのことであると指摘している。

 そして記事によれば、最近のアメリカ領プエルトリコは地下施設に着々と遺体収納袋と棺を集積し、加えて水と食糧をせっせと備蓄しており、驚くべきことに現地には国連軍兵士に留まらずロシア軍兵士も派遣されているということだ。英語のできないロシア軍兵士のために、英語の授業も行われているという。これもすべては“大災厄”後に協力して作業にあたるためである。もはや国家間のイデオロギー対立もまったく意味をなさなくなる緊急事態であるということなのだろうか。

 プエルトリコといえば昨年8月に財政難でデフォルト(債務不履行)の危機に直面し、現在も経済面で苦杯をなめているが、木星の4倍の大きさといわれている惑星ニビルの衝突という“超”巨大災害の後には、何か重要な役割を担うことになるのかもしれない。物騒な話題が続いたが、今年も無事に桜の咲く季節を迎えたいものである。
(文=仲田しんじ)

参考:「NASA」、「Daily Mail」、ほか

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
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