海中都市、健康ポッド、月面ツアー! 100年後の未来テクノロジーを科学者が予想!

 今から100年以上前、1901年の正月に『報知新聞』が「二十世紀の豫言」と題した記事を掲載した。その後100年をかけて実現すると思われる技術(全23項目)について予言したものだが、7日間世界一周、エアコン(暑寒知らず)、ネットショッピング(買物便法)など、そのほとんどは今や当たり前となっている。私たちが欲したが故に、そこに向かって技術開発が進んだと考えれば、ある意味これは順当な結果なのかもしれない。いずれにしても人類は、構想した物事を次々と具現化してきたのだ。

 では2016年現在、人類は今後100年のうちにどのような技術を生み出そうとしているのか? 2116年までに実現する技術について最新のレポートが発表されたので、早速その驚くべき内容をお伝えしよう。


■2116年、暮らしはこう変化する!

 2月15日付の英紙「Telegraph」によると、今回のレポートは、韓国サムスン電子から協力を求められた英国の宇宙科学者、マギー・アデリン・ポコック博士をはじめ、建築家やウエストミンスター大学の研究者らによってまとめられた。レポートは、今後100年の間に私たちの暮らしに過去類を見ないほど劇的な変化が訪れることを指摘している。まずその中心は、「暮らしのスマート化」にあるようだ。

海中都市、健康ポッド、月面ツアー! 100年後の未来テクノロジーを科学者が予想!の画像2画像は「The Daily Mail」より引用

・ 3Dプリンタで何でもできる!
 自宅、学校、オフィス、公園などあらゆる建造物は3Dプリンタによって作られるようになる。そして料理も3Dプリンタで作られるようになり、大好きなシェフの味がわずか数分でできあがるという。これは3Dプリンタ技術が飛躍的に向上・普及することを意味している。

・ 病院なんかいらない?
 また、100年後は一家に1台「健康診断ポッド」があることが当たり前になり、その中に入れば病気の早期発見どころか、投薬治療や遠隔手術まで受けられるようになるという。これは、医療のあり方もガラリと変わることになりそうだ。

・ レジャーは地球外!
 そして住居は、ドローンに吊り下げられて自由に場所を移動できるようになり、旅行の概念も大きく変化する。民間企業による月面や火星ツアーまでもが現実となり、100年後のレジャーはケタ違いのスケールだ。

・ 海中も住居に!
 さらに、人類の居住域は海にまで広がるという。なんと、海中に巨大な泡のような球体が建造され、その中ですべてが完結する「小さな地球(バイオスフィア)」として機能、ひとつのコロニーが形成されることになるようだ。その海中都市では、周囲の海水を分解して酸素や水素燃料を得るという。

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