拡大するブラックホールが地球を吸い寄せる?恐怖の「スパゲッティ化現象」とブラックホール周辺の知的生命体

 アインシュタインがその存在を予測した重力波を、1世紀という長い月日を隔てて今月11日、カリフォルニア工科大学やマサチューセッツ工科大学の研究者らが重力波望遠鏡「LIGO(ライゴ)」を用いて実際に観測することに成功した。地球から数十億光年離れた場所で相異なるブラックホールの衝突によって、時空のゆがみが発生しているのが観測されたのだ。

 まだまだ多くの謎に包まれているブラックホールであるが、もし地球がブラックホールに吸い込まれてしまったらどうなるのであろうか? その疑問に関して科学者たちは実に興味深い推測をしている。


■拡大するブラックホールは地球を徐々に吸い寄せる!?

拡大するブラックホールが地球を吸い寄せる?恐怖の「スパゲッティ化現象」とブラックホール周辺の知的生命体の画像1画像は「DailyMail」より。

 ブラックホールは長年にわたって科学者から一般人までをも刺激し、さまざまな陰謀がささやかれてきた。ブラックホールは光をも閉じ込めてしまうとか、ブラックホールの裏側にホワイトホールがあって違う宇宙に繋がっているなど、少し調べただけでもブラックホールにまつわる話はさまざまに議論されてきた。さらに興味深いことに重力波が見つかった今、ブラックホールは日々成長していることが確実なものとなってきているというのだ

 それはつまり、ブラックホールが拡大するのに伴って地球自体がその増大する引力に吸い寄せられているということになる。もし実際に吸い込まれてしまったら、われわれ及び地球はどうなってしまうのであろうか? その疑問に関して一番よく知られているのが、なんともかわいらしいネーミングの「スパゲッティー化現象」なのである!

一体どうなっちゃうの!? 地球!

■恐怖のスパゲッティー化現象とは?

 ブラックホールが暗黒の闇であるのは、いかなる速度でもその重力から逃れることができないからである。宇宙で一番速い光速をもってしてもブラックホールの重力から逃げ出すことはできないのだ。ブラックホールは底に行けば行くほど、その重力は急激に強くなっていく。もし仮に頭からブラックホールに落ちたとしたら、足とのわずかな距離の差でも、かかる重力の差はとてつもなく大きなものとなる。その結果、肉体はまるでスパゲッティのように長細く引き伸ばされ、最後は引き裂かれてしまうという。

 身近な例で考えてみよう、地球上では月と地球の引力によって月に近い方に海水が引き寄せられる結果、海に波が発生する。これがいわゆる満潮、干潮だ。この程度の引き付ける力でも、地球という水の惑星に波を発生させることができるのだ。

 このことから想像できるように、月と地球の引力の比にならないほどの力をもつブラックホールであれば、地球がスパゲッティのようになるのも容易いことなのである。ただ、普通の人間であれば、その前に息絶えているであろうから、自分の体がスパゲッティ状になるのを実感することはもちろんできない。

 また、地球がブラックホールに近づけば近づくほど流れる時間はゆっくりとなり、外部から見ると落下の速度がどんどんと0に近づき、最後には永遠に停止しているように見えるという。落下している本人に意識があるとすれば、ものすごい勢いでブラックホールの中心に吸い込まれていくのを感じる一方で、光をも閉じ込めるブラックホールの性質によって外から見ている人には止まっているように見えるのだ。

 それでも、かの怪しい団体「空飛ぶスパゲッティ・モンスター教」の教徒であれば、願ってもない死に方かもしれない。しかし想定されることはそれだけではないと科学者は指摘する。

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