世界滅亡後にスーパーマーケットの物資だけで何年生きられる? 衝撃の試算結果
【番外編】アメリカ版「スーパーの中で何年生きられるか?」を調べてみた!
さて、上記はイギリス国内の話題だが、食べ物で溢れ返っているというイメージが強いアメリカではどうだろうか。残念ながら正式な調査結果は出ていないが、10代から60代の男性15人、女性30人に「災害時にスーパーマーケット店内に取り残された場合、1人で何年生きることができると思うか」と聞いてみた。
まず男性15人のうち9人はイギリスのデータを見て「そこまで生きられるわけがない。せいぜい生きて10年だろう。それまでに自分が死ぬか、何か別の事態が起きるはずだ」と答えた。残りの6人のなかには「大型スーパーならば園芸コーナーに土と種があるはず。日のあたる場所を確保して家庭菜園で野菜や果物を作りまくる」との意見も。
また「店内のありとあらゆる物を使って通信手段を確保して外界との接触を図り脱出するので、店内にはそう長くとどまらない」という創造性豊かな意見が聞かれた。
女性に関しては30人中22名が「数年で食料はなくなり、1人でいるという孤独から生きていられなくなると思う」という見解や、「本当に1人きりならば生き残る意味はあまりないので年数は検討もつかない」という趣旨の意見を述べている。残りの8名は男性同様「自力で店を脱出し、他の店舗へ移動する」や、「大型店舗ならばとにかく何でもあるはず。自分の命が尽きるまでそこにある物で快適に暮らし抜く」、「55年は無理でも知恵を絞れば何とか15年くらいは生きられるのでは? 15年あれば外界も何かしらの変化があるはず」と何だか頼もしい意見が聞かれた。
アメリカの大型スーパーには銃や実弾もあり、アウトドアに必要な物が一通り揃っている。外界からの本格的な攻撃がない限り、確かに店内で暮らせるであろう。ただ食料が55年分あっても「そこに1人でいるのは御免だ」という意見が多いのはアメリカ国民だけではないはずだ。日本のスーパーも郊外の大型店舗にはさまざまな商品が揃っているが、一体どれくらい生き延びることができるのだろうか。
核兵器の所有や使用、そして私たちの想像を遥かに超える自然災害によって人類社会は日々、危険に晒されている。危険な状況の中をどのように生き延び、社会の復興を考えるのも大切だが、とにもかくにも「人災や自然災害を未然に防ぎ、被害を最小に抑える方策を練ることこそが今の私たちに求められているのではないだろうか。
(文=清水ミロ)
参考:「ITV News」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊世界滅亡後にスーパーマーケットの物資だけで何年生きられる? 衝撃の試算結果のページです。人類滅亡、災害、清水ミロ、防災、サバイバル、スーパーマーケットなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで