今月1日の三重県南東沖M6.1は「南海トラフ地震」の前触れか?相次ぐ動物の異変“人工地震”疑惑も?
1944年12月7に発生した前回の「南海トラフ地震」、すなわち「昭和東南海地震」の時には、その前の1936年12月27日の「新島地震」(M6.3)以降に銭洲海嶺で地震活動が活発化し、1944年8月25日には新島付近でM6.4の地震が再度発生している。これらの地震が前兆地震だったという捉え方もある。また四国・和歌山・丹波山地では、1926年から1946年12月21日の「昭和南海地震」発生までの期間、地震活動が低下していたが、これを巨大地震の発生前の「静穏化現象」だったとする説もある。
つまり、今月1日の地震を、より大きな「南海トラフ地震」の前触れとするならば、10~20年単位の長いスパンで巨大地震を警戒する必要があるかもしれないということだ。数々の高名な予言者たちが今年日本で大きな地震が起きることを指摘しているが、これが現実とならないことを願うばかりである。いずれにしても、日々の備えだけは怠らないようにしたいものだ。
百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。ブログ:『探求三昧』、Web:『沙龍家』、Twitter:@noya_momose
※百瀬氏が執筆したコンビニムック『2016予言 驚異のシナリオ』(ダイアプレス)、大好評発売中!
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2024.10.02 20:00心霊今月1日の三重県南東沖M6.1は「南海トラフ地震」の前触れか?相次ぐ動物の異変“人工地震”疑惑も?のページです。予知、百瀬直也、地震、宏観異常現象、人工地震、南海トラフ巨大地震などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで