ネッシーの正体は3億700万年前の謎の古代生物「トゥリモンストゥルム」だった?
■「トゥリモンストゥルム」はネッシー!?
「トゥリモンストゥルム」は、アメリカ・イリノイ州で1958年、フランスのフランシス・タリー氏によって化石が発見された。ゆえに、発見者の名を取って「タリー・モンスター」という愛称でも親しまれている。
そして、「トゥリモンストゥルムがネッシー説」は、「トゥリモンストゥルム」と「ネッシー」が似ていることを指摘した怪獣ハンターであるF・W・ホリディによって生まれた説だ。
彼はネッシーの正体を、「ナメクジの巨大な種類」と考えたのだ。当時は「トゥリモンストゥルム」の生態がよくわかっておらず、無脊椎動物とされていた。しかし、「トゥリモンストゥルム」は体長約10センチなのに対し、体長数十メートルあるとされるネッシーとでは明らかに大きさが違う。ただし、無脊椎動物なら、ダイオウイカのようにいくらでも巨大化する可能性があるらしい。
とはいえ、今回「脊椎動物」と判明したことで、その論理は破綻をきたすこととなった。
ただ、これまで記録された証言からすると、ネス湖にはかつて巨大ナメクジのような奇妙な生物が生息していたことには違いないようだ。現在も生息しているのか、絶滅してしまったのかはわからないが。
★白神じゅりこ
オカルト作家・コラムニスト・ライター。ジャンルを問わず幅広く執筆。世の中の不思議を独自の視点で探求し続けている。
・ブログ「オカスピブログ 東京怪奇大学」
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2024.10.02 20:00心霊ネッシーの正体は3億700万年前の謎の古代生物「トゥリモンストゥルム」だった?のページです。白神じゅりこ、ネッシー、トゥリモンストゥルムなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで