8歳の時に男性器が生まれて ― 男性器と女性器を持つ美形モデルが歩む特別な人生とは?
これまでにTOCANAでは、奇病や奇形を患ってこの世に生を受けた人々を紹介してきた。遺伝的な疾患や環境汚染の弊害など、原因は千差万別だが、持って生まれたそれらの症状は、少なからず人格形成や人間関係の構築において影響を及ぼす。
こちらの写真をご覧頂きたい。
彼の名前はハリソン・ヤング。オーストラリア生まれの22歳で、モデル業を生業としている。
まさにイケメンのお手本とも言うべき端正な顔立ちで、これほどの美形ならば人生に悩むこともなさそうだが、彼の歴史は波乱に満ちていた。
なぜならハリソン・ヤングは、男性器と女性器を持って生まれてきた両性具有者なのだ。
両性具有とは、インターセクシュアルや性分化疾患とも呼ばれ、男性と女性の特徴を併せ持って生まれてくる症状である。原因は染色体の組み合わせの異常や、男性ホルモンの分泌の異常などが考えられているが、全てが解明されているわけではない。
ハリソンは、男性器と女性器を持って生まれてきたことで、その数奇な人生が幕を開けた。
■女の子として生まれたハリソン
1993年、ハリソン・ヤングはオーストラリア南海岸のナウルで誕生した。正確には、彼が誕生した際に両親がつけた名前はソフィアだった。両親はもとより、母親が出産した病院の関係者ですら、生まれてきた子供が「普通の女の子である」と信じて疑わなかったからだ。
ソフィアは発育に遅れがあったものの、両親からの愛情を受けて、オーストラリアの自然の中で成長していった。
しかし、彼女が8歳の時に大きな問題が起こる。
ある日を境に、ソフィアが骨盤のあたりに痛みを訴え始めた。病院で検査を受けた結果、衝撃的な事実が判明する。
X線写真に写し出された彼女の卵巣は、通常ではではありえない位置にあった。さらに、彼女のクリトリスが、本当は男性器であることが判明。つまり、ソフィアは生後8年が経過して、初めて両性具有者であることが明らかとなったのだ。
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2024.10.02 20:00心霊8歳の時に男性器が生まれて ― 男性器と女性器を持つ美形モデルが歩む特別な人生とは?のページです。モデル、ペニス、狐月ロボ、ヴァギナなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで