死後の世界やUFO…元東大病院・矢作直樹氏&物理学者・保江邦夫氏が参院選に魂の出馬!
■すでに矢作氏はバッシングされていた!
しかしながら、矢作直樹氏に関しては、2015年に「週刊文春」が“霊感セミナー”疑惑を報道するなど、すでに一部からの風当たりは強くなっていることから、今回の出馬に際して左翼的メディアがふたりをオカルト呼ばわりして「ディス」るのは目に見えている。
■精神的な世界を認める
左翼という単語には様々な意味があるのだが、基本的に日本の「左翼」というのは「保守」に対立する思想形態で「革新」といわれるものをいう。
日本の保守は「天皇陛下を中心にした王朝国家」であることから、「左翼」というのは、「天皇制を廃止する共産主義」ということになる。
■目に見えないモノの価値の否定
マルクス・エンゲルスの経済学的な考え方からも、「物質的な生産」がすべての起点になるということになる。
「保守」という考え方を完全否定した結果が、中国における文化大革命だろう。歴史や古い文化を破壊し、「目に見えない価値」を否定した。中国最古の寺は破壊され、古い歴史をもつ商品を作る職人や関係者は帝国主義者として吊るし上げられ、芸術性よりも実用性が重視された。道徳律であった孔子の考え方をすべて否定し罵倒する「批林批孔運動」は、中国の素晴らしい文化をすべて破壊したのである。
科学者でありながらUFOや精神世界を信じたり、保江邦夫氏や、医師でありながら、魂の存在を信じ、死後の世界の存在を肯定して「人は死なない」とした矢作直樹氏は、共産主義的唯物史観からは“完全にはずれた人々”ということになる。左翼からみれば、彼らは、科学的実証主義に身を置きながら、精神世界に身を置く「裏切り者」となる可能性もある。
■精神世界やオカルトは否定されるべきものではない! 日本人にとって当たり前のこと
さてみなさん考えてみてほしい。日本人が誇る「おもいやり」や「おもてなしの心」は、精神的な価値を考える習慣が生み出したものではないだろうか? 熊本の震災で傷ついた熊本城を復興しようというのは、「歴史を重んじる」という心ではないだろうか? スポーツでも、見えない「絆」や「心の結びつき」によって結果が生まれることはないだろうか? そう、すでに我々日本人は“見えない力”を感知し、それに伴う行動を起こしているのである。
矢作直樹氏は、その著書『天皇』の中で祈りについてこう記している。
「私は、拙著『人は死なない』などの著作を通じ、人の生命の不思議さから、創造主の天壌無窮の「摂理」の一端について述べてまいりました。これらは私自身の生い立ちや、医師となってからの多くの経験から導き出した考えでもあります。この「摂理」を理解することで、人がこの世での使命を知り、普遍意識と繋がり、大いなる安堵と幸福が得られることに気づいてもらえればと願ってのことでした。そして、日本人が「摂理」を理解するうえで、大きな役割を担っていらっしゃるのが天皇陛下です。天皇陛下は、日本人が祖国愛と人間愛のもとに調和していくうえでの道標ともなります。天皇陛下がなされているもうひとつの大きな役割は、『力こそ正義』の世界にありながらも、世界の平和と繁栄を願い、精神的に主導されていらっしゃることです。誠実な人柄と誠心誠意準備をされたお心のこもった対応により、面会を得た各国の元首は皆、日本を代表される天皇陛下に心酔されると伺っております。その精神的影響の大きさは計り知れないものでしょう」(『天皇』(扶桑社)より引用)
ふたりが今後政治家としてどのような活躍をみせてくれるかはわからない。だが、“オカルト的”だという理由で彼らを批判する人がいたら、それは精神主義や歴史を無視したモラル無き拝金主義者たちかもしれない。精神世界を否定する動きや否定勢力が出てきたら、縛師の私がすぐに縛ることをお忘れなく。
(文=結城忠雄)
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