死後48時間生き続ける遺伝子が発見される! 驚愕の「デスサバイバル遺伝子」が死の定義に革命を起こす!
■死後の世界は存在するか?
科学的には以上のような有用性を持つが、別の可能性をここで示唆しておきたい。死後の世界である。死後の世界は精神的なものに限定されがちであるが、たとえばチベット仏教僧などでは身体の死後にもある種の生が認められている。瞑想に熟達した高僧らは死に際して瞑想に入り、“死後”にも意識を保持し、生と死の狭間で瞑想を続けるという。何人かの脳神経科学者が高僧の臨終に立会い脳波を測定したところ、死んでいるはずなのに脳波に反応が見られることがあるそうである。死後に細胞は生きている。意識も違う形で死を乗り越えているのではないだろうか。

もうひとつ、今回の発見により死の定義そのものに疑問を投げかける視点が与えられたといえるだろう。医学的な死は「死の三徴候」―呼吸停止・心拍停止・瞳孔拡大によって定義される。しかし、たとえこれら全てを満たしたとしても、遺伝子がまだ生きて活動しているなら、生きていると言えるのではないか。それでも死であると主張するには、遺伝子や細胞と脳や呼吸の関係を整理し、どこかで生と死を恣意的に分断する他ないのではないだろうか。また、今まで臨死体験や蘇生があり得ないこととされているのは、現存の死の定義に依るところが大きいのではないだろうか。
今回の発見により、死後の世界や臨死体験の可能性がゼロではないことが示された。「あり得ないこと」の可能性に大きく期待したい。
参考:「New Scientist」、「Daily Mail」、ほか
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