24時間生き埋めにされた赤ん坊が生還! アルマジロの巣穴の中で一体何が? =ブラジル
2016.07.04 12:00
まだ胎盤とつながっている赤ん坊 「Wereblog」の記事より
■愛情に包まれて育つことを祈る
ブラジル、クリチバ市の精神科医であり、また法医学催眠ラボ犯罪捜査学研究所所長のルイ・フェルナンド・クルス・サンパイオ博士は、この事件についてインタビューにこう答える。
「光や雑音に慣れていない新生児にとって、出産自体が大きなトラウマだという説があります。この子は、自分が母親に冷たい穴に遺棄されたことを記憶としては留めていませんが、将来的な精神的悪影響は否めません」(ルイ・フェルナンド・クルス・サンパイオ博士)
そしてこのような経験をした子どもは、成長後に自尊心が低く抑うつ状態になるケースも多いらしい。しかし、今後良い家庭で愛情を注がれて育てば、精神的な傷は回復できる可能性もあるとも言う。
母親を怪しく思い、注目していた隣人の男性によってこの男の子は命を助けられた。この隣人がいなかったら、この子は短い一生をアルマジロの穴で終えていただろう。しかしやがて、この男の子は自分が母親から生き埋めにされたことを、将来どこかで知ってしまうだろう。サンパイオ博士の言うように、この男の子がどこかで愛情を与えられて育っていることを祈るばかりだ。
(文=三橋ココ)
参考:「Wereblog」、「 globo.com」、「Parana online」ほか
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