洪水に備えて巨大「ノアの方舟」を作り、近所から嘲笑された男 → 本当に大洪水が来たその時…衝撃の結末!!
しかし、これほど巨大な製品だ。値段の方も約83万円(8300米ドル)と、個人で購入するには結構な金額。しかしワグナー氏は、家が浸水した場合の修理費(約1500万円)に比べれば「安い投資」だったと満足気な様子だ。
ところで、我が国にもワグナー氏と同じく大胆な判断が災害から身を守った例が複数ある。岩手県普代村では、過去の津波の教訓から昭和40~50年代にかけて当時の村長が周囲の反対を押し切って高さ15.5メートルの防波堤を設置。この堤防が津波を遮り、東日本大震災では死者数がゼロだったそうだ。
また、宮城県東松島市では、佐藤善文さんが退職金をつぎ込み10年がかりで30メートルの岩山を避難所に造りかえ、東日本大震災では70人もの命を救った。佐藤さんも近隣住民から半ば笑われていたそうだが、結果的に佐藤さんの先見の明に感謝することになった。
気候変動や環境破壊により、今後さらに大規模な自然災害が各地で起こると多くの科学者が警鐘を鳴らしている。ワグナー氏、普代村村長、佐藤さんの、嘲笑をものともしない勇気ある行動を教訓にして、日頃から万全の対策を怠らないようにしたい。
(編集部)
参考:「Disclose TV」、「Daily Mail」、ほか
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