米海軍特殊部隊のサバイバル術! 両手を縛られて海に放り込まれても生き延びる“超絶方法”とは?

 ドラム缶にコンクリ詰めにされて投棄されたら、それこそ助かる道はないだろうが、両手を縛られたままボートの上から海に投げ捨てられても、なんかと生き残る方法があるらしい。そんな極限の状況からなんとか脱出し、生還するためのクリント・エマーソン氏のサバイバル術をイギリス「Daily Mail」紙がレポートしている。


■もし両手を縛られたまま海に放り込まれたら…

 20年間のアメリカ海軍特殊部隊勤務の経験を持つエマーソン氏によれば、両手を縛られたまま海に放り込まれた時の一番の敵は、パニックに陥ることであるという。パニックに陥ると次の行動を冷静に判断することが困難になるだけではなく、過呼吸に繋がるケースが多く、過呼吸は生存に対しての一番の敵となる。

●「シンキング&バウンシング法」(沈んで飛び跳ねる)

 もし放り込まれた海や水場が比較的浅い所であれば、「シンキング&バウンシング法」(沈んで飛び跳ねる)が、最も有効な方法であろうとエマーソン氏は奨励している。

この方法は以下の手順をふむ。

・息を吐いて水の中に沈み込む。
・底についた時に足を十分に曲げて、思い切り蹴り上げ、顔を水上に出し呼吸をする。
・この動作を繰り返しながら、岸に向かって蹴り上げる方向を調整し、生還する。

米海軍特殊部隊のサバイバル術! 両手を縛られて海に放り込まれても生き延びる超絶方法とは?の画像1Daily Mail」の記事より

 ポイントは、水上に顔が出ている時に大きく呼吸することと、沈みながら息を吐く時には、肺の中の空気を素早く全部出し切ることにある。肺の中に入っている空気は、思っている以上に浮きとしての効果が高いので、早く息を出しきることが、素早く沈むためには必要であるとのことである。

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