コカ・コーラの発明者から天才数学者まで! ジャンキーでありながら歴史に名を残した偉大な人物4名
■ウィリアム・S・バロウズ
1950年代のアメリカで巻き起こり、当時の若者文化に大きな影響を与えた“ビート・ジェネレーション”を代表する作家の一人が、ウィリアム・バロウズだ。バロウズは、若い頃にモルヒネやヘロインなどのドラッグを多量に服用していた。
またバロウズは、同性愛者の男性にふられて小指を詰めたり、妻と“ウィリアム・テルごっこ”をして誤って妻を射殺してしまうなど、多くの奇行を残した人物として有名である。
代表作に『裸のランチ』や『ジャンキー』などの著作があり、これらの本はヴェルヴェット・アンダーグラウンドのルー・リード、デヴィッド・ボウイ、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーなど、多くのミュージシャンに影響を与えた。特に、ニルヴァーナのカート・コバーンはバロウズに最大の称賛を送るほどの大ファンだった。
■ジョン・ペンバートン
アメリカの薬剤師であるジョン・ペンバートンは、コカ・コーラの発明者として有名な人物。1861年に勃発した南北戦争で負傷したペンバートンは、モルヒネ中毒になっており、中毒を治すためにコカインを使った薬用酒コカ・ワインの開発を思いつく。
そして、その延長で開発されたコカ・コーラには(法律で禁止されるまでは)コカの葉が含まれ、当初、さまざまな効能のほかにモルヒネやアヘンの中毒の治療にも使えると宣伝されていた。現在発売されているコカ・コーラにはもちろんコカインは含まれていない。しかし今年の8月末、コカ・コーラのフランス工場で、370キロ・末端価格にして約57億円相当のコカインが発見されたという……。
(文=須永温士)
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2024.09.18 20:00心霊コカ・コーラの発明者から天才数学者まで! ジャンキーでありながら歴史に名を残した偉大な人物4名のページです。薬物、須永温士、コカ・コーラ、酩酊などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで