ミイラ化した船長、殺し合う乗組員、海の怪物襲撃?誰にも説明できない恐すぎる幽霊船10選!
7. カズ2号(The Kaz II)
デ・バッテン、ピーター・タンステッド、ジョン・タンステッドの3人が乗船していた、小さなヨット「カズ2号」は、2008年にオーストラリアの海岸で無人の状態で発見された。ヨットの帆は裂け、船内にはまだ動いているノートPCとコーヒーが入ったカップが見つかった。検死官は状況をこう推理した。まず一人がプロペラに絡まった釣り糸を解こうとして海に落ち、別の乗組員は、その彼を救おうとして同じく海に落ちた。3番目の乗組員が彼らを助けようとヨットの向きを変えたが、風向きが不意に変わり、ヨットの帆台に打たれて彼も水の中に落ちた。この推理は道理には適っているが、現実には一体何が起きたのかは謎である。
6. ルナティック号(The Lunatic)
「ルナティック号」は、72歳のスロベニア人ジュア・スタークの船であった。彼は、ある記録達成を目論んでいた。エンジンの付いていない最小ボートで世界中をノンストップで航海した最高齢の人物になることである。スタークは経験を積んだ船乗りで1991年には世界一周旅行を行っており、その冒険についての本も4冊書いていた。ルナティック号には無線機も備えられていたが、2009年の1月1日に彼は突然応答を絶った。その後ボートは通りかかった船によって見つけられたが、ルナティック号には嵐による多くの損傷があり、船後部にあるはずの緊急ボートはなくなっており、その後も発見されることはなかった。
5. レゾルベン号(The Resolven)
1884年8月、「レゾルベン号」は別の船によって発見された。船からは何の応答もなかったので、乗組員たちが船に乗り込んだところ、船内には何のトラブルの兆候もなく、最近まで誰かが住んでいたかのように見えたという。ギャレーには灯りがともり、テーブルには食事の用意ができていたが、それを食べる人間はいなかった。レゾルベン号に起こった事の唯一の手がかりは、船長が蓄えていた金貨と救命ボートがなくなっていたことだった。
4. 朝鮮人民軍の幽霊船
2015年、日本の海岸付近で死体を乗せた謎の木造船11隻が相次いで見つかった。ボートの状態からして、彼らは長い間海を漂っていたようであったが、それぞれの船には死体(計22体)があり、ある死体は首を切られ、1つのボートからは6個の頭蓋骨が見つかった。唯一の手がかりは、1隻のボートに書かれた「朝鮮人民軍」というハングルと、別のボートから見つかった北朝鮮の国旗の一部であった。一説によれば軍の無理な漁業推進による海難事故、もしくは脱北者とも考えられるが、実際に船で何が起きたのかは謎である。
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2024.10.02 20:00心霊ミイラ化した船長、殺し合う乗組員、海の怪物襲撃?誰にも説明できない恐すぎる幽霊船10選!のページです。殺人、幽霊船、自殺、海、三橋ココ、難破などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで