阿蘇山噴火は“大災害の連鎖”を告げる慟哭だった! 400年前の「慶長大地震」再来で日本滅亡へ
■スズ氏が見た恐怖の未来
今回の記事を執筆するに当たり、筆者はスズ氏に取材を申し出て快く応じてもらった。スズ氏によると、昨年見た夢の中では、九州の地図が目の前に大きく広がり、大分県から福岡の辺りまで真っ赤になっていたという。まさに今年の熊本地震を予見させるものではないか。そして事の始まりは阿蘇山の噴火で、その後に大分県北部地震、南海トラフ――と被害が東へと広がり、北海道にも地震や津波が押し寄せる、という恐ろしい夢だったそうだ。
さらにスズ氏が筆者に語ったところによると、熊本地震は、今後起きる阿蘇山の大噴火の前兆のようにも感じているという。阿蘇山といえば、30万~9万年前にかけて4回、「カルデラ噴火」を起こしている。特に9万年前の噴火は最大級で、日本列島全体が火山灰で覆われ、九州は壊滅状態になった。「カルデラ噴火」とは、過去の記事でも書いているが、「破局噴火」とも呼ばれ、文字通り1つの国を破滅に至らせることもあり得るものだ。あまり考えたくない可能性だが、もしもスズ氏の予感が現実になれば、九州での原発事故を含めて文字通り「日本の終わり」につながる大惨事になるかもしれない。
また、つい数日前には、スズ氏の夢に龍神を祀っていた祖母が初めて現れたといい、その内容は「千葉県の内陸で大きな地震が起きることを暗示するようなものだった」という。千葉県以外では「何となく、伊豆大島が気になります」とのことだ。
いずれにしても、スズ氏曰く「津波、地震、噴火が、連続して、1つ終わればまた1つ」という現状は、まさに「慶長大地震」の再来ではないか。通常スズ氏は、自身のブログで読者をいたずらに不安にさせないためにと、このような恐ろしいことは書かない。しかし今回は、筆者がスズ氏との相談の上、ギリギリここまでは書いても良いだろうということで記事にさせてもらった次第だ。
一方スズ氏は、決して言いっ放しではなく、「御札流し」を行って自分の夢が現実にならないよう活動している点にも言及しておかなければならない。具体的には、東京・巣鴨のとげぬき地蔵の御札を海に流しているのだが、「これを多くの人々が行ってくれれば大難が小難に転じる」と訴える。スズ氏のブログ上では、荒らしなどを考慮してあえて連絡先を記していないが、御札流しの方法を聞きたいという方は、筆者にメールで問い合わせていただきたい。
百瀬直也(ももせ・なおや)
超常現象研究家、地震前兆研究家、ライター。25年のソフトウエア開発歴を生かしIT技術やデータ重視の調査研究が得意。ブログ:『探求三昧』、『防災三昧』、Web:『沙龍家』、Twitter:@noya_momose
※百瀬氏が執筆したコンビニムック『2016予言 驚異のシナリオ』(ダイアプレス)、大好評発売中!
※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊阿蘇山噴火は“大災害の連鎖”を告げる慟哭だった! 400年前の「慶長大地震」再来で日本滅亡へのページです。百瀬直也、噴火、主婦、阿蘇山、熊本地震、天変地異、慶長地震などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで