象の頭に人間の身体をもつ6歳少年、神の子として崇められ威厳タップリ! 謎の奇病に負けぬガネーシャ君の日常とは?

 インドのジャランダル(Jalandhar)はパンジャーブ州の都市だ。そしてそこには象の頭に人間の身体を持つヒンドゥー教の神で、繁栄、幸運、成功をつかさどる「ガネーシャ(Ganesha)」の生まれ変わりと崇められる6歳の男の子がいる。


■「ガネーシャ」と呼ばれる少年

象の頭に人間の身体をもつ6歳少年、神の子として崇められ威厳タップリ! 謎の奇病に負けぬガネーシャ君の日常とは?の画像1象の姿のガネーシャ 「Daily Mail」の記事より

 6歳のプランシュー君は、大きな頭と糸の様に細い眼を持って生まれ、誕生時からガネーシャに似ていると評判だった。プランシュー君は歩くことにも問題が有り、今でも頭のサイズは大きくなり続けていると父親のカムレシュさんは話す。

 カムレシュさんは、村人たちはプランシュー君を「ガネーシャ」と呼び、祝福を受けに訪れると誇らしげに語る。「私も村人たちと同じように、息子を拝んでいます。息子の身体はガネーシャにそっくりですから」と言う。そしてプランシュー君が祝福すると、拝んだ人々の願いが叶うのだとも話す。プランシュー君は毎日学校に行くが、彼を見た人々は花を差し出して歓迎する。

 プランシュー君は宗教的な偶像として、自分の役割を受け入れている。そして「ボクはガネーシャと呼ばれています。みんなは僕の本当の名前さえ知らないよ」と無邪気に話す。プランシュー君は学校についてこう話す。「学校では皆が友人で、先生も僕を拝みます。誰も僕を笑う人はいないよ」。そして、「ガネーシャと呼ばれると嬉しいし、自分の大きな頭と顔にも満足しているよ」とも言う。

 プランシュー君の家族は貧しく、父親は労働者だが稼ぎは1日わずか580円ほどしかない。プランシュー君には4人の兄弟がいて、兄の1人は彼と同じ障がいを持っているが歩くことができる。父親はプランシュー君が1歳の時、地元の医者に連れて行ったが病名は分からず、治療も提供されなかった。しかし、医者の1人は遺伝子に影響する公害汚染の可能性を口にしたと言う。

象の頭に人間の身体をもつ6歳少年、神の子として崇められ威厳タップリ! 謎の奇病に負けぬガネーシャ君の日常とは?の画像2“ガネーシャ”に跪き祈る人 「Daily Mail」の記事より

■祈りの対象となるプランシュー君

 プランシュー君に祈る人々は家まで来ていたが、今は人数があまりにも多くなったので、毎週木曜日に寺院の前に座って人々に祝福を授ける。カムレシュさんは、家族は皆プランシュー君の姿に満足し、また彼が家族に幸運を運んできてくれると信じていると話す。

象の頭に人間の身体をもつ6歳少年、神の子として崇められ威厳タップリ! 謎の奇病に負けぬガネーシャ君の日常とは?の画像3Daily Mail」の記事より

 プランシュー君の態度や話し方は6歳にしてはかなり落ち着いていて、賢い。障がいを持った人々は多くの場合、気の毒と思われがちだ。しかしプランシュー君の場合は皆に尊敬され、また家族からは誇りにされ経済的にも頼られている。はたしてプランシュー君はこのまま「ガネーシャ」として、一生を終えるのが良いのだろうか。答えは誰にもわからない。
(文=三橋ココ)

参考:「Daily Mail」、「Express」ほか

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