“半透明”オーブ型UFOと接近遭遇? 専門家が明かす「低空カモフラージュ」の効果&特徴とは!?
■低空でのカムフラージュは難しい……!?
さて、世界的なUFO研究家スコット・ウェアリング氏は、この物体がUFOであることに確信を持っている。
「これは間違いなくUFOを捉えた、素晴らしい画像です。球状の物体は、一見バルーンのようにも見えますが、広告も(バルーンを繫ぎ止める)紐も見当たりませんね。このオーブをよく見ると、いくつかのエリアが集まって一つの球体を為していたようです。こうしたオーブタイプのUFOを、私はこの画像よりも間近で見たことがあります」(ウェアリング氏)
この画像よりも接近遭遇したことがあるという氏の証言は驚きだが、指摘通り複数のパーツが寄り集まっているように見える。氏は、半透明色のUFOの特徴についてさらに解説を加えている。
「(このUFOのように)半透明の機体が背景に同化してしまうことは指摘するまでもありませんが、高度が低ければ低いほど周囲に溶け込むのは難しくなり、確認しやすくなるのです」(同氏)
半透明のUFOは高度が下がれば下がるほど、そのカモフラージュ効果を発揮することができないようだ。原理はまったくの不明であるが、画像が撮影された時には目立ちやすい赤色に縁取られていた球体が、すぐに見えなくなってしまったのは、高度を上げ、空に同化したと考えることもできそうだ。
ウェアリング氏は確信を持ってUFOだと言い切るが、やはりバルーンや風船、ドローンといった可能性は残されるだろう。最終的な判断は読者に委ねる他ないが、氏が指摘するように半透明色の未確認飛行物体が過去に世界中で発見されているのは紛れもない事実。意外なほど近くで我々を監視している(?)彼らは一体何者で、どんな目的があるのだろうか。続報に期待したい。
(坂井学)
参考:「UFO Sightings Daily」、「MUFON」、ほか
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