「カレーの辛さが10%増し」になる音楽が判明!! アノ超有名ロックグループは“最も強烈”!?
普段あまり意識していないが、我々の味覚は外的要因によって左右されるものらしい――。
■テンポの速いポップスでカレーの辛さが10%増しに
例えば外食時に流れているBGMを覚えていなくても、料理の種類や店側が訴えるイメージによって、より美味しく感じさせるための選曲が行われていると考えるのは妥当なことだ。最近の調査ではテンポの速いポップスを聴きながらカレーを食べると辛さが10%増しになるという面白い結果が出ている。
特にレッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)の場合は顕著で、スパイス・ガールズなどでもその傾向が見られるとのこと。パワフルでスピード感がある音楽が、食べ物に含まれる香辛料をより敏感に味わえるメカニズムを、オックスフォード大学の専門家ららは“音の調味料”と名づけている。

とすれば、カレーの本場であるインドの伝統的な音楽(インドの民族絃楽器である甲高いシタールの調べと速いドラムのビート、急ピッチの巻き舌で歌う)が、スパイシーさを感じさせる音の調味料の中でも強力なもののひとつであるということが腑に落ちるであろう。
■レッチリの初期の作品が特に激辛!?
これを裏付ける具体的な実験も行われており、食物の品質や嗜好についての科学ジャーナル紙「Food Quality And Preference」に寄稿した研究チームは、ボランティアで募った被験者に香辛料の効いた料理を用意し、ジャンルの異なる音楽によって味の変化があるかどうかを調査した。
総勢180名の参加者は短く編集された各音楽を聴きながら料理を食べていったが、テンポが速くて慌ただしい音楽が流れた際はより強く辛さを感じる結果が出た。

ちなみに 調査用の選曲リスト開発には、米テネシー州ナッシュビルのオーディオカンパニー「iV」の協力を得て共同で行っており、責任者のスティーブ・ケラー氏によるとレッチリの初期の作品が「最も強烈でお勧め」だそうだ。
「ただし(リアルタイムで聴いた)年代によって若干感想が異なるかもしれませんが」(スティーブ・ケラー氏)
さて次回にカレーを食べる際にはどの曲をかけるか、自分なりの選曲を考えてみても面白そうである。
(文=Maria Rosa.S)
参考:「Daily Mail」ほか
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