来日中「呪いのアメジスト」、霊視でみえた真実
所有者が次々と謎の死を遂げる「呪いのアメジスト」が日本上陸! 霊視してわかった驚愕の事実【大英自然史博物館展】

現在、東京都上野の国立科学博物館で、イギリスが世界に誇る「大英自然史博物館」の選りすぐりの所蔵品370点を展示する「大英自然史博物館展」が開催されている(6月11日まで)。博物館の広々としたスペースが複数の展示室に分けられ、それぞれに古生物、恐竜、植物、鉱物、そして火星の隕石までもが展示されている実に興味深い企画だ。
そして今、オカルトファンの間で、とある1つの展示品が大きな話題を呼んでいる。「デリーの紫サファイア」または「呪いのアメジスト」と呼ばれる“いわくつき”の宝石だ。その大きさは3.5cm×2.5cmほどで、繊細な細工が施されており、見る人の心を一瞬にして奪う魅惑的な宝石なのだが、実は世にも恐ろしい逸話がある。
■「呪いのアメジスト」恐怖の逸話
本来この「デリーの紫サファイア」は、雷神インドラが祀られているインド・デリーの寺院にあったものだ。しかし、インドがイギリス領だった時代、植民地支配に対する抵抗運動「セポイの反乱」(1857~1859)が起きた際、イギリスのフェリス大佐に略奪されたという。

しかし、「デリーの紫サファイア」を持って故郷に帰ったフェリス大佐は財産を失い、家族も病に侵され、まもなく大佐本人も謎の死を遂げてしまう。さらに、宝石を相続した息子にも不幸が続いた。そのため、息子はこの宝石を友人に売り払ったが、あろうことかその友人までもが直後に自殺してしまった。その後も、これを譲り受けた人々は次々と不幸に襲われたという。こうして「デリーの紫サファイア」は(実際はアメジストであることも判明したため)いつしか「呪いのアメジスト」の異名をとり、後世に語り継がれることになってしまった。
■最後の所有者の遺言は守られなかった
個人として最後の所有者は、科学者・作家のエドワード・ヘーロン=アレン(1861~1943)だ。彼は「呪いのアメジスト」のパワーを信じ、恐怖に苛まれて運河から投げ捨てたのだが、なんと3カ月後には浚渫(しゅんせつ)船が拾って、知人の手に渡ってしまったそうだ。

画像は「Wikipedia」より引用
結局、「呪いのパワーは封じ込めるしかない」と考えたヘーロン=アレンは、七重の箱に密閉した上で金庫に封印した。そして彼は、「(宝石が)三重に呪われており、かつての所有者たちの血と不名誉で染まっている」という娘に宛てた手紙と「自分の死後33年が経つまで決して開けてはならない」という遺言を残したという。
ここで、なぜ3という数字がいくつも登場するのか、不思議に思った読者もいることだろう。実は「3」という数字は、カバラ思想における「セフィロト(生命)の木」を成り立たせる「3つの柱」と共通する神秘的な数字だ。そして「33」とはキリストが死亡した年であり、「救世主」を意味する聖なる数字と考えることもできる。もしかしたら、33年が経てば呪いのパワーは救世主によって封じられるとヘーロン=アレンは考えていたのかもしれない。
さて、そんなヘーロン=アレンの娘は遺言を守らなかった。彼女は、父親の死後1年も待たずして「呪いのアメジスト」を遺言とともに博物館に寄贈したのだ。ところが、さらに不思議なことに、この娘には何の不幸も起きなかったという――。
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