結局なんだったのか? 謎の星間天体「3I/ATLAS」に対するCIAの意味深な回答

昨年7月に発見された彗星「3I/ATLAS」は、単なる宇宙の岩塊以上の存在として注目を集めている。一部では、この星間天体が地球侵略のための情報収集を行うエイリアンの偵察機ではないかという憶測が飛び交い、2025年末には大きな話題となった。
NASAはこの説を速やかに否定したが、ハーバード大学のアヴィ・ローブ教授をはじめとする一部の科学者たちは、「エイリアン説」を完全には排除していない。そして今、CIA(アメリカ中央情報局)がこの件について興味深い反応を示したことで、議論は再び熱を帯びている。
「確認も否定もしない」CIAの回答
UFO研究家のジョン・グリーンウォルド・ジュニア氏が情報公開法に基づき、3I/ATLASに関する記録の開示を求めたところ、CIAからの回答は予想外のものだった。「記録の存在または不存在については、確認も否定もできない」というのだ。さらに、「そのような記録が存在するかどうかという事実自体が、現在機密扱いである」と付け加えられていた。
🚨The CIA will “neither confirm nor deny the existence or nonexistence of records” pertaining to interstellar object 3I/ATLAS.
The fact of documents existing or not existing is classified. pic.twitter.com/UNWXUL2Av0— John Greenewald, Jr. (@theblackvault) January 5, 2026
この「確認も否定もしない」というフレーズは、通称「グローマー応答」と呼ばれ、国家安全保障に関わる機密情報を守るために米政府当局が意図的に曖昧な回答をする際に用いられるものだ。
アヴィ・ローブ教授の見解
NASAが3I/ATLASを自然由来の天体であると断定しているにもかかわらず、CIAがこのような曖昧な態度をとったことに対し、アヴィ・ローブ教授は「驚きだ」と述べている。しかし同時に、彼はこの対応に一定の理解も示している。
もし政府がエイリアンの脅威ではないことを確認するために調査を行っていたとしても、そのファイルの存在を認めれば、「政府が何かを隠しているのではないか」というパニックを引き起こしかねないからだ。「ブラックスワン(極めて稀で予測不能な事象)の発生が極めて低いと考えられている現時点で、社会不安や金融市場の不安定化を防ぐための賢明な方針だ」とローブ教授は分析している。

結局のところ、3I/ATLASが単なる彗星なのか、それともエイリアンの探査機なのか、決定的な証拠はまだない。しかし、CIAの思わせぶりな態度は、私たちの想像力をかき立てるには十分すぎる材料と言えるだろう。
「確認も否定もしない」という言葉は、真実を隠すための常套句であると同時に、人々の好奇心を操るための最高のスパイスでもある。CIAはこの騒動を通じて、私たちに空を見上げさせ、地上の何かから目を逸らさせようとしているのではないか——そんな邪推すらしたくなってしまう。
参考:LADbible、ほか
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2024.10.02 20:00心霊結局なんだったのか? 謎の星間天体「3I/ATLAS」に対するCIAの意味深な回答のページです。エイリアン、宇宙船、恒星間天体、3I/ATLASなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで