殺人もお咎めなし! 自由の身になった犯罪者5人
少女300人殺して減刑、死姦・人肉食もお咎めなし!? まんまと自由の身になった世界の凶悪犯罪者5人!
世の中には残虐な犯罪を犯しつつ、平気な顔をして日々の日常を謳歌する犯罪者は少なくない。人が定めた法律には抜け穴があり、賢い犯罪者や殺人犯はその抜け穴をまんまとすり抜けていく。今回は想像を絶する残虐な行動を起こした、犯罪者や殺人犯の中から厳選した5名を紹介しよう。
■リック・ギブソン

1980年代の英国ロンドンに、リック・ギブソンという名のアーティストが存在した。彼の主な芸術活動としては、公共の場でプラカードを掲げて社会にメッセージを発信するというものが挙げられる。しかし1988年、リックは人でにぎわう市場に赴き、ある行動を起こした。彼は自らを“共食い人種”と宣伝するプラカードを提げ、大衆の目前で友人から買い取った保存された人間の扁桃腺を食べたのだ。またその翌年には、人間から切り落としスライスした睾丸を入手し、公共の場で食している。当時の英国の法律では、人間の体の一部を売買し食べるリックの行為を禁じられず、どんなに厳しい罰則でも500ポンドの罰金を科すことしかできなかった。
■マリオ神父

1960年代から70年代の米国カリフォルニア州には、250人以上の少年に対し性的虐待を働いたマリオ神父という変態神父がいた。彼は13歳から18歳の少年をそばに呼びよせ、発育確認のためだと彼らの性器を調べていたほか、少年らを殴り自身の性器に顔を押し当てるなどの暴行を加えた。マリオ神父が仕えていた教会の人々も見て見ぬふりを貫いていたが、1992年に市民が彼を告発したことで、マリオ神父は自らの罪を告白。しかし州の法律では既に時効となっていたため、長い余生を送りマリオ神父は1度も刑務所へ行くことなく、2013年に82歳で永眠した。
■ペドロ・ロペス

刑務所で14年間を過ごしたペドロ・ロペスも、“アンデスの怪物”という異名で知られるコロンビアの連続殺人犯だ。彼は1980年にエクアドルで逮捕されるまでの間、9歳から12歳までの幼い少女を誘拐し強姦。その後絞殺し、墓に埋めるという残虐な方法で300人以上の少女を殺害した。警察に逮捕されたペドロは自身の犯行を自供し、後に警察も彼が埋めた少女の遺体の山を発見している。刑務所送りになったペドロには16年間の刑期が科せられていたものの、模範囚だったため14年間の刑期へと減刑。釈放後には精神科病院に送られ、3年間を病院で過ごした。その後完全に自由の身となったペドロだが、それ以降誰も彼の行方は知らない。
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