ターザンもびっくり!? ヤギからダチョウまで、動物に育てられた真の野生人間5選

2017.06.12 12:00

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■ペットの鳥と暮らした少年

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画像は、「Blogarama」より

　2008年にはロシア・ヴォルゴグラードで、当時8歳の少年ヴァンヤ・ユディンがアパートの一室から発見された。彼は鳥小屋の中で他のペットの鳥と共に生活を送っており、少年の母親も息子をペットのように扱い育てていたという。この虐待行為により他の人間との交流を絶たれていたヴァンヤは、人間の言葉を話すことも理解することもできなかった。少年が唯一口にする言葉は、ペットの鳥の鳴きまねだけだったという。ヴァンヤは救助後に心理的なケアを受け、人間社会に適応するため言葉を話す訓練が行われた。彼の母親は、幼児虐待の罪で拘束されている。

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画像は、「JOKINGREE」より

■ダチョウに育てられた少年

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画像は、「REBRN」より

　20世紀初頭、当時2歳の少年ハダラがサハラ砂漠で両親と離ればなれになった。砂漠の真ん中で立ち往生していたハダラだったが、なんとダチョウが彼を養子として引き取ったという。過去にダチョウが人間の子を育てたという事例はなく、ハダラのケースは貴重なものとなった。彼は10年にも及ぶ長い期間をダチョウと共に暮らし、12歳で救助されている。その後ハダラは結婚し、子どもたちに自身の奇妙な体験を伝えながら生活を送った。2000年にはハダラの息子アフマドゥが語った父の物語を、スウェーデンの作家モニカ・ザックが執筆し出版している。