豊洲移転・築地再開発を巡る小池都知事の“トンデモ計画”で大増税時代到来へ!? 根底にあるのは都民の暮らしではなく復讐心!

 読んでるだけで、莫大なコストがかかることは理解できたと思うが、ではその財源はどこから引っ張ってくるのか? 残念ながら会見で小池氏は「その辺りのことはこれから…」と言葉を濁した。スポーツ紙政治担当記者の話。

「あの場にいた人誰もが『これ、大増税しなければ無理だろ』と思ったはずです。小池さんは増税についての質問をうまくかわし、足早に会見場を去っていきました。これが午後4時。会見場の次の予約は午後4時半で、あと20分はできたのに終わってしまった。振り返ると、司会者の女性に小池さんが何やら合図していたように思います」

 小池氏と言えば、機を見るに敏。世間の空気を読み、刺激することで“小池劇場”という無敵の空間を作り上げてきた。今回の壮大なプランも、彼女的には豊洲移転派、反対派両方を取りこめる妙案と自信を持っていたに違いない。それが会見直後からSNSを中心に「絵空事」「これはいくらなんでも無理」「言うは易し、行うは難し」と批判にさらされている。

 珍しく目測を誤った感のある小池氏だが、その裏には絶対に豊洲移転だけでは終われない理由がある。小池氏を古くから知る人物が代弁する。

「彼女の根底にあるのは自分を卑下してきた相手への復讐心です。時の権力者に擦り寄り“政界渡り鳥”と揶揄され、陰で『尻軽女』扱いされていたことを彼女は根に持っている。セクハラ・パワハラまがいのことも散々されてきた。森喜朗元首相や麻生太郎財務相をはじめ、自分を馬鹿にしてきた自民党の重鎮に対する個人闘争なのです。だから、森喜朗元首相が推し進めてきた豊洲移転や東京五輪利権にメスを入れ、全部をひっくり返してきた」

 一方でそんな小池氏のヒステリーで都政が決められ、都民の負担が増大されてはたまったものではない。小池氏の話術にダマされることなく、有権者には公平なジャッジが求められる。

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