巨大な“火の玉”が豪雨の中を転がる様子が激写される! 超常現象の決定的瞬間!
ひょう混じりの豪雨が降りしきる中、事件は起きた――。
■謎の転がる青白い“火の玉”
UFOとエイリアンの情報サイト「UFO SIGHTINGS HOTSPOT」(6月9日付)によれば、アメリカ・オハイオ州デイトンの、とある豪邸で不気味に青く発光するエネルギー体が激写されたという。
YouTubeにアップされた動画は、チップ・ビールと名乗る男性が、自宅の窓から偶然に撮影したものだという。16秒間の短いクリップだが、激しい雨音をBGMに、突如として爆音がとどろき、閃光が走る! 次の瞬間にはビール邸の庭木の向こう側を、エメラルドブルーの光源が地上を転げていくのが見える。相当のスピードで移動しているようだ。
動画のビューワーの中には、自然現象なのではと言う者も多く、特に「ボール・ライトニング(Ball Lightning)」の可能性が示唆されている。ボール・ライトニングは別名「球電」とも呼ばれ、ごくまれに自然発生したプラズマの一種と考えられているそうだ。雷などの強いエネルギーが球体状に固まり、光を放ちながら疾走する姿が目撃されることがあるが、科学的にはまだ、詳しいことは解明されていない。
■落雷で“火の玉”が出現!
日本では、ほとんどなじみがない現象とはいえ、いにしえの人々は“鬼火”や“狐火”として、畏怖の念を抱いていたといわれている。一見すると「謎のエネルギー体」なので、世界各地で騒がれているUFO目撃情報やその動画の被写体になっている可能性もあるかもしれない。
しかし、一方では「送電線が放電しているだけなんじゃ?」と、懐疑的な声もチラホラ聞かれている。
また、2013年11月にカナダ・ケベック州モントリオールでも同様の現象が発生したが、地元消防署では、火の玉の正体は落雷によるものと発表している。このときは、密集した民家の間を、巨大オーブがスレスレに転がっていったため、近隣住人は肝を冷やしたということだ。
火の玉の実体がなんであれ、一つだけわかっていることがある。こんな悪天候のときは、極力屋内で状況を見守ることが賢明だということだ。いたずらに近づいて、自分が丸焦げになってしまわないために。
参考:「UFO SIGHTINGS HOTSPOT」、「Before It’s News」、「Daily Mail」、ほか
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