動物でも植物でもない謎の生命「ランゲオモルフ」とは!? 先カンブリア紀の深海を支配した“エイリアン”の正体は…!

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 エイリアンというと、最近ではもっぱら宇宙人を指す言葉になっているが、その語源は「違う、別の」という意味のラテン語だ。そういう意味で、先カンブリア時代の奇妙な生物たちは、まさにエイリアンそのものである。とりわけ「エディアカラ生物群」は数少ない先カンブリア時代の化石群の一つであるが、生態はおろか、その構造についても不明な点ばかりだ。動物とも植物ともつかぬ生物もいる。先ごろ、エディアカラ生物群の摩訶不思議な生物の一つである「ランゲオモルフ(Rangeomorphs)」の化石がCTスキャンで解析され、その生態の一端が判明した。科学メディア「New Scientist」などが報じている。


■謎の生物「ランゲオモルフ」

 エディアカラ生物群の多くは、とても柔らかい体を持ち、体長は最大で2メートルほどとされている。ランゲオモルフはおよそ5億8千万~5億4千万年前に存在したが、単一の生物を示す名ではなく、当時の深海に生息していた葉のような形状をした生物の総称である。海底から生える海藻のようにも見えるが、実のところ動物なのか植物なのかすらよくわかっていない。多くの先カンブリア紀の生物と同じように、ランゲオモルフもカンブリア紀に大発生した生物群に消されるように絶滅した。

0731 rangeomorph-1.jpgランゲオモルフの化石 画像は「Rangeomorpha」より引用
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