本当にあった身の毛もよだつ航空機事故5選!! 空中分解、エンジン脱落、機長吹っ飛びまで…!
ウクライナの航空機エンジニアであるウラジーミル・タタレンコ氏が、緊急時に客室部分を機体から切り離す構造の旅客機を発表し、世界中のメディアをあっと言わせたのは2016年1月のこと。飛行機事故に遭遇する確率は、限りなく低いとされているが、一度起きてしまえば、甚大な被害を及ぼすことは間違いない。今回は、飛行中の航空機に起きた信じられないような事故5選を紹介しよう。
■ブリティッシュ・エアウェイズ5390便
1990年6月、ブリティッシュ・エアウェイズ5390便は英国バーミンガムからスぺイン・マラガへと飛行する最中、突如爆発音とともにコックピットが吹き飛ぶ事故に見舞われた。操縦席のフロントガラスは消え、一瞬にして機長の上半身は窓の外へと飛び出したという。オートパイロットや無線機能が停止する中、機体は秒速24mで急降下。機体の外に投げ出されて顔面を何度も機体に叩きつけられた機長は、客室乗務員の必死の尽力により機内に引き戻された。誰もが彼の生存を絶望視していたが、骨折や凍傷が見られたものの命に別条はなかったという。事故の原因は、前日の窓ガラス交換の際に使用されたネジが、小さすぎたためだったと後に判明。奇跡的にも同事故による死亡者はいなかった。
■イタビア航空870便
1980年6月には、シチリア・ウスティカ島上空を飛行中だったイタビア航空870便が突如空中で爆発し、墜落する事故が発生している。機体は爆発により空中分解し、乗客と乗務員合わせた81人全員が死亡。その後、爆発は機体後部のトイレ付近で起きたことが判明し、テロリストによる破壊工作説やミサイルによる撃墜説などが浮上した。しかし、調査中に事故の詳細が書かれた文書が消失するなど、事故の原因はイタリア政府によって隠蔽されたと考えられている。“ウスティカの大虐殺”と呼ばれ、イタリア航空史上最大のミステリーとなった同事故の原因は今も謎のままだ……。
■ブリティッシュ・エアウェイズ009便
1982年6月、英ロンドンを飛び立ちオーストラリア・パースへと飛行を続けるブリティッシュ・エアウェイズ009便。乗務員、乗客合わせて263人を乗せた同機は、ジャワ島上空を飛行中に突然4基のエンジン全てが続けざまに停止するという緊急事態に見舞われた。出力を失った機体が高度を下げ続ける中、機長らはエンジンの再始動に最善を尽くし、エンジン停止から15分後に無事再稼働させることに成功。機体はその後、ジャカルタ国際空港へと緊急着陸している。その後の調査で、エンジンに吸い込まれた火山灰が詰まったことが原因であると判明した。この事故による死者・負傷者は出ていない。
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2024.10.02 20:00心霊本当にあった身の毛もよだつ航空機事故5選!! 空中分解、エンジン脱落、機長吹っ飛びまで…!のページです。アメリカ、ロシア、イギリス、爆発、飛行機事故、山下史郎、エンジン、機長、空中衝分解などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで