米国の巨大ハリケーン被害は気象兵器による人口削減計画なのか!? ミチオ・カク教授が戦慄意味深コメント「苦難の時は来たり」

■“気象兵器”の仕業なのか?

 さらに厄介なことに、アメリカ海洋大気庁(NOAA)によれば2017年は大西洋全体の平均をはるかに上回って11から17もの嵐が発生することが見込まれているという。たった2度の海水温の上昇ではあるものの、バタフライ効果によってハリケーンの発生と成長に広範囲に影響を及ぼす可能性があるということだ。

米国の巨大ハリケーン被害は気象兵器による人口削減計画なのか!? ミチオ・カク教授が戦慄意味深コメント「苦難の時は来たり」の画像2画像は「Wikipedia」より

 もちろん気象の専門家ではないカク教授の解説には疑問が残るところもあるということだが、そもそもこの10年から20年の大規模自然災害は、発生のメカニズムに不自然な点が多く、人為的に操作されているといった疑惑がもたれている。では今回のハービーも人工ハリケーンなのか?

 オルタナティブ系オンラインジャーナルの「Before it’s News」は、先ごろCIAのサイトで公開された米軍の文書に大量破壊兵器として“気象兵器”が使われてきた記述があることをスクープしている。

 2011年2月2日にCIA内部で配布された「ANALYTICAL SUMMARY: POSSIBLE INTERNATIONAL RESTRAINTS ON ENVIRONMENTAL WARFARE」という8ページのレポートでは、アメリカでは1972年から気象操作の実験として気象兵器が使われてきた経緯が記されている。

米国の巨大ハリケーン被害は気象兵器による人口削減計画なのか!? ミチオ・カク教授が戦慄意味深コメント「苦難の時は来たり」の画像3CIA」より

 文書によれば、米軍において降雨量を増大させる装備や、雲を低空に配置したり雲を散らせる装備、ハリケーンや台風の勢力を増強したり進路を操縦するシステムなどが紹介されている。そして記事ではこれらの“気象兵器”は現在、他国を攻撃するものというよりはむしろ人口削減に用いられているのだと指摘する。したがってアメリカ国内でも使われる可能性が十分あるということになるのだ。

 はたしてハリケーン・ハービーは気象操作によって生まれ、その進路を操作されているのか? そして今後11月まで続く“ハリケーンの季節”でまた新たな悲劇が繰り返されてしまうのか。そしてもちろんハービーは対岸の火事ではなく、同じく豪雨被害が続く台風シーズン真っ盛りの日本でも、気象の変化に油断できない日々が今後も続きそうだ。


参考:「Disclose.tv」、「Before it’s News」、ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
ツイッター @nakata66shinji

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