AIは写真からゲイを特定するだけでなく、政治思想やIQも見抜くことが判明!顔認識AIの人物判断が怖すぎ
自分のIQ、政治観、セクシャリティー、さらには犯罪嗜好性も見抜かれる……そんな事態を想像したことがあるだろうか? 先日トカナでは「顔写真からゲイを91%特定できるAI」という記事を配信したが、アメリカ・スタンフォード大学のマイケル・コジンスキー教授によると、人の顔写真をAIでフィルタリングすれば、セクシャリティだけでなく、IQや政治観など内面を露骨に読み取ることができ、犯罪心理まで当てられるのだという。
■顔から得られる人物特性をAIが予測
確かに、顔は人となりを想定できるパーツの一つだ。膨大な顔写真を集め精度の高いデータベースを作り、アルゴリズムに照らし合わせて特定の人物の顔から得られる内面情報を当ててしまおう、という発想はわかりやすい。
ところが、その膨大な写真はデートサイトやFacebookなどの会員写真から引っ張ってくることに加え、教授によると「アメリカ政府はすでにこうしたAI技術を備えている」というから舌を巻く。楽しい思い出としてフェイスブックに載せた写真を、いわば「人相」のサンプルに使われるのは、何とも複雑な気分だ。
人相であらかじめ相手の内面を断定してしまう感覚は、2002年に上映された『マイノリティ・リポート』という映画の世界観に似ている。この映画は、殺人事件が起こる前に予知能力者を使って「疑わしい人」を未然に判別し、その人が何も犯罪を犯していないうちに逮捕しておくことで治安維持を図る、というストーリーだ。
コジンスキー教授は、逮捕まで推奨していない点で映画よりも発想は幾分マイルドだが、基本的な部分は似ており、「顔認識AIが『この児童は暴力的だ』と判断すれば、実際にその児童が学校で暴力事件を起こす前にその子に心理カウンセラーを付けてあげられる」という例も挙げるなど、社会秩序を保つためにはむしろ有効との感覚の持ち主である。
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2024.10.02 20:00心霊AIは写真からゲイを特定するだけでなく、政治思想やIQも見抜くことが判明!顔認識AIの人物判断が怖すぎのページです。犯罪、予測、人工知能、ビッグデータ、鮎沢明、顔認識などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで