ロシア最強海軍“リアル・ネイビー・シールズ”で、アザラシのティト（16歳）とリロ（9歳）が発砲訓練！ 特殊能力多数披露！

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■まだまだ存在する!?「国は私が守ります」な動物たち!!

　このようにロシアにはかわいらしくも頼りがいのある動物たちが日々水族館で活躍しているが、世界最大面積を占め、実に15ヶ国と国境を有する同国においては国家の秘密兵器と呼ばれるもその存在は大きく知られていなかったヴォルコソブが実際に国境を守っている。

この強面ならば国境の守りは心配ない!?　「Oddity Central」の記事より

　ヴォルコソブは狼の大きさと強靭な肉体を持ち、人間に対して従順で友好的な犬との交配種だ。長年にわたり200頭以上の交配を試みた後、2000年に狼の中でも人間に警戒心の少ない種と犬によって生まれた優れた生物なのである。

　ヴォルコソブの最大の武器は、警察犬や軍用犬として訓練されることが多いジャーマンシェパードよりも6倍優れた嗅覚を持ち、警察犬が4分かけて匂いを嗅ぎ分けるターゲットをわずか15秒～20秒程で特定できることだろう。またターゲットを確保する際に咬みつく力が非常に強いことはもとより、犬に比べて訓練や任務にも素早く取り組む姿勢、それこそがヴォルコソブならではなのだと言われている。

　独自に訓練された彼らは1頭が約20万円から30万円もの価値があると言われているが、政府は彼らを決して売りはせず、非常に厳しい条件のもとに国内の警備組織へ貸し出している。

　動物に仕事をさせることについては一部から「動物虐待だ」という声も上がるが、実際に訓練している人たちは至って真剣である。皆さんはどのように捉えるだろうか。

隣家の猫に監視されているかもしれない。（撮影＝清水ミロ）

　訓練できない動物はいないという説が正しいのならば、これからも私たちはさまざまな任務の成し遂げる動物に驚かされることだろう。ということが、夜な夜なやって来ては我が家を歩き回る隣家の猫に気を許さない方がいいだろうか？　などと思ってしまうのだ。

参考：「Daily Mail」、「Oddity Central」ほか

文＝清水ミロ

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