「犬と猫、賢いのはどっち」圧倒的な差で問題に終止符! 米大学の研究で判明された衝撃内容とは?

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「犬と猫、賢いのはどっち」圧倒的な差で問題に終止符! 米大学の研究で判明された衝撃内容とは?の画像1画像は「Daily Mail」より引用

 家庭用ペットとしての人気を二分する犬と猫。いつの時代も、犬猫の優劣を巡って犬派と猫派が侃侃諤諤の論争を繰り広げてきたが、中にはそれぞれの知性を比較するものもある。犬派は「人の言うことに対し従順な犬のほうが賢い」と言い、猫派は「猫の方が抜け目なく知的」と語るが、果たして実際のところ、どちらがより優れた知性を持つのだろうか?


■脳のサイズは知性に比例しない

「犬と猫、賢いのはどっち」圧倒的な差で問題に終止符! 米大学の研究で判明された衝撃内容とは?の画像2画像は「Daily Mail」より引用

 英紙「Daily Mail」(30日付)によると、米テネシー州ヴァンダービルト大学の研究者らが、知性の指標となる大脳皮質におけるニューロン数を、犬・猫・ライオン・ヒグマなど複数の肉食動物で比較したところ驚きの事実が明らかになったという。

 一般的に、大脳皮質のニューロン総数は人間で160億~210億程度と言われており、この膨大なニューロンのおかげで、人間は高度な知的活動が可能になったと考えられている。

「動物が大脳皮質に持つニューロンの絶対数が、その動物の内的・精神的状態や、過去の経験から未来を予測する能力の豊かさを決定すると考えています」(ヴァンダービルト大学Herculano-Houzel博士)

 研究者らが肉食動物の脳を調べたところ、まず、それぞれの脳の体積と大脳皮質のニューロン総数は必ずしも比例しないことが明らかになったという。たとえば、ヒグマの脳はゴールデンレトリーバーの脳よりも3倍大きいが、大脳皮質のニューロン総数はゴールデンレトリーバーの方が多く、また、アライグマは猫と同程度のサイズの脳を持つが、霊長類と同じ程度の大脳皮質ニューロン総数だったそうだ。

 ちなみに、20世紀最高の知性の1人、アルベルト・アインシュタインの脳は、バイオリンに親しんでいたことから左手小指に関与する脳の領域が拡大し、ギリシア文字のΩのようになっていたが、平均的な脳よりもいくらか軽かったそうだ。知性と脳の大きさには有意な関係はないのである。

■犬猫どちらが賢い?

「犬と猫、賢いのはどっち」圧倒的な差で問題に終止符! 米大学の研究で判明された衝撃内容とは?の画像3画像は「ヴァンダービルト大学」より引用

 そのため、猫の脳の重さは32g、犬の脳は100gと3倍程度の違いがあるが、このことから「犬の方が知的だ」と単純に導くことはできない。では、知性の指標となる大脳皮質のニューロン総数はどちらが多かったのだろうか? 遂に犬猫論争に終止符が打たれたのだろうか?

 調査の結果、犬は5億3000万のニューロン、猫は2億5千万のニューロンを持つことが明らかになったという。その差は2倍以上。猫派諸氏には申し訳ないが、やはり犬の方が知的だったのだ。

 よく犬がなにか悪さをした時に伏し目がちになり、反省しているかのように飼い主の方をウルウルした目で見つめることがあるが、「Daily Mail」(10月19日付)によると、ポーツマス大学の研究により、犬は人間の感情をコントロールするために複数の表情を使い分けることが分かったという。これも犬の賢さを示す例のひとつだろう。

 とはいえ、Herculano-Houzel博士によると、確かに犬の方が多くのニューロンを持つが、これは一つの指標に過ぎず、必ずしも猫の知性が劣ると結論がついたわけではないとのことだ。ということもは、今後の研究で別の切り口から猫の知性が犬よりも優れていると証明される日が来るかもしれない。まだまだ犬猫知性論争は終わりそうにない。


参考:「ヴァンダービルト大学」、「Daily Mail」、ほか

文=編集部

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