イヌやネコは人間には見えない「波長」が見えていた! 何もない所を見つめる謎が解明=ロンドン大学研究

関連キーワード:

,

,

 ペットにイヌやネコを飼っている人なら、誰もいない部屋の片隅をじっと見つめていたり、見えない何かに反応して動き回ったりしている様子を見たことがあるのではないだろうか? オルタナティブメディア「Disclose.tv」によれば、実際、彼らには私たちに見えないものが見えているという。

イヌやネコは人間には見えない「波長」が見えていた! 何もない所を見つめる謎が解明=ロンドン大学研究の画像1画像は「Wikipedia」より引用

■見えない何かを捉えるペットたち

 イヌやネコが誰もいない、何もいない場所に目を向け、注意を払っている様子は多くの動画にも撮影されている。まるで我々には見えない何かに反応しているかのような様子は、いささか不気味であるし時に飼い主を驚かし怯えさせる。

 ある飼い主は家族の死後、ペットのネコが不思議な行動をしていたと報告している。何もない空間に向かってネコパンチを繰り出し、部屋の中を走り回り、天井を見上げたという。そのネコはそれまでそんな奇行は一切しなかった。そして事態はさらに進展した。今度は人間の方も家の中で人影を見かけるようになった。そして、ネコはその影に反応していたというのである。

 よくある怪談話だが、その原因はペットたちに我々には見えない波長の光も見えていることにあるのかもしれない。

■人間には見えない光

 2014年にロンドン大学の生物学者ロナルド・ダグラス氏らが発表した研究によれば、イヌやネコの目は、私たち人間の目では見ることのできない波長の光をも感知している。人間の目では水晶体が紫外線を吸収してしまうため、その光は網膜まで届かない。だが、人間以外の生物、虫、魚、鳥、そしてイヌやネコたちを始めとする一部の哺乳類の目のレンズは紫外線を透過するため、彼らの目には紫外線が見えているのだという。ペットたちは実際に、人間には見えない光に反応している可能性が高い。

 前述の通り、人間の目のレンズは紫外線を吸収するので、人間には紫外線を見ることはできない。だが、白内障などで水晶体を破壊して人工の眼内レンズを入れた人々などは、紫外線に反応することが知られている。紫外線への感受性は個体差があるので、目に問題のない人々の中にも紫外線を見ることができる者がいる可能性はある。先の怪談話で見えた人影も、もしかすると紫外線なのかもしれない。

 視覚のシステムの違いもあり、同じ世界を見ていても、ペットと飼い主ではその見え方は全く異なっている。もしペットが見えない何かに反応していたら、そこには確かに、我々には見えない「何か」があるのだ。

参考:「Disclose.tv」「Live Science」「Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences」ほか

TOCANA編集部

地震予知、不思議科学、UFO、オカルト、世界遺産など知的好奇心を刺激するニュースを配信
Twitter:@DailyTocana
Instagram:tocanagram
Facebook:tocana.web

※ 本記事の内容を無断で転載・動画化し、YouTubeやブログなどにアップロードすることを固く禁じます。

イヌやネコは人間には見えない「波長」が見えていた! 何もない所を見つめる謎が解明=ロンドン大学研究のページです。などの最新ニュースは知的好奇心を刺激するニュースを配信するTOCANAで

トカナ TOCANA公式チャンネル