161歳の老婆、イモムシ王子、脚4本・性器2つの女… 地上最大の「見世物サーカス」で最も愛された人間5選 ! ハンデを武器に変えた人々!
■モテモテの人間イモムシ
南米・ガイアナ共和国出身の男、プリンス・ランディアン。彼は「テトラアメリア症候群」という病気により先天的に四肢がなく、「人間イモムシ」や「スネークマン」、「生きたトルソー」と呼ばれていた。ランディアンがバーナムのサーカス団に参加したのは、18歳の時。口や首の動きを器用に使い、マッチでタバコに火をつけて吸ったり、口でペンを咥えて絵や字を書くパフォーマンスを行い、すさまじい人気を獲得した。1932年には、実際の見世物小屋で働くパフォーマーが出演する映画「フリークス」(Freaks)に出演し、タバコに火をつけるパフォーマンスを披露している。ランディアンは相当なユーモアセンスの持ち主だったようで、女性からもモテモテだった。“プリンス・ランディアン”は芸名だが、彼の本名を知るものは一人もいなかったという。
■普通の男の子から見世物小屋のパフォーマーに
アメリカのマサチューセッツ州に生まれたアイザック・W・スプレイグは、食欲旺盛な12歳の男の子だった。しかし、その食欲に反して彼の体重はみるみるうちに減っていき、進行性の筋萎縮症という診断が下される。父親の靴屋を手伝いながら生活していたアイザックだが、20代の時に両親が他界してしまう。病気でやせ細り、非力な体になったアイザックは靴屋を継ぐことを諦め、自分の身体を見世物にして生きていこうと決心。オーディションを受けてバーナムのサーカス団に入団した。
参考:「TOPTENZ」、ほか
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