「巨大地震は夜間に起きやすい」最新研究&100年超のデータ分析で判明! 衝撃の新事実を徹底解説、寝室サバイバル防災対策も伝授!
■117年分の地震データを独自徹底検証!
しかし、この程度の数では説得力に欠けると思う読者もいるだろう。そこで筆者は、自ら大地震のデータを用いて独自検証を試みた。USGS(米地質調査所)提供の地震データベースから、日本付近で1900~2017年に起きたM6.5以上の地震データ全539件を抽出、発生時刻の分布を調べてみた(M7.0以上という条件ではサンプル数がかなり限られるため、M6.5という条件に設定している)。
その結果をグラフに表したので、よく見てほしい。地震発生数は0時から次第に増加し、日の出前後をピークに減少に転じた後、正午前後に再び増えると再度減少、日没前にまたも一時的に増加した後は、深夜に向けて少しずつ増えていく傾向が明確に見られる。そう、前述の科学者たちの指摘と大きく変わらないデータが得られたのだ。正午前後に一時的に多くなる理由は不明だが、太陽の南中と関係しているのかもしれない。
この分析結果をより強固なものにするため、次に筆者は、気象庁のデータベースも用いた。過去100年ほどの間に日本で発生した「震度6以上」の地震(全63件)を抽出し、発生時刻をグラフに表した。すると、やはり未明から発生数が増えていき、日の出直前をピークに減少へと転じると、正午前後に一時的な増加が見られ、さらに日没前から少しずつ増えていくという、USGSのデータを用いた分析と同じパターンが出現した。
このように、大地震が日没後~深夜~未明の時間帯に発生しやすいことは間違いないようだ。筆者は科学者ではないため、何らかの考慮漏れがあるかもしれないが、その点は大目に見ていただきたい。
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2024.10.02 20:00心霊「巨大地震は夜間に起きやすい」最新研究&100年超のデータ分析で判明! 衝撃の新事実を徹底解説、寝室サバイバル防災対策も伝授!のページです。NASA、百瀬直也、主婦、防災、大学生、SETI、地震、圧死、USGS、先祖、寝室、阪神大震災などの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで