【萩本欽一の都市伝説】あさりど・川本成が暴露したヤバすぎる「欽ちゃんエピソード」のホントのところ(インタビュー)
――(キック)釈迦はこう言っていたとか、弟子同士で解釈の違いを争っているようなものですね。
川本 でも、考えてみたら、僕にとっての釈迦はまだ生きているわけですよ。だったら本人に直接話を聞きに行った方が早いんじゃないかと思って、ちょこちょこお願いして家に行くようにしたんです。最もアンチだった僕が。
――(ラリー)えっ、川本さんはアンチだったんですか?
川本 アンチっていうか、トガッてましたね。もともと役者志望なのにお笑いをやらされることになって。「そんなに不満なら辞めればいいじゃないか」って先輩にも言われたんですけど、辞めるほどの勇気もなくて。欽ちゃんファミリーが家だとすると、僕はずっと庭でテントを張って家の中を覗いてるだけのヤツだったんです。でも、そうしているうちに、だんだんとほだされていったんですね。
■欽ちゃん独自の統計学がある!
――(キック)欽ちゃんには独自の「運」の理論があるじゃないですか。ゴールデンウィークとか楽しむべき日はあえて家にいて、パジャマ姿で仕事をしていると運がたまる、とか。そういう“逆張りの法則”みたいなものを目の当たりにしたことはありますか?
川本 あります、あります! 僕が思うのは、欽ちゃんの「運」の理論って、スピリチュアルな捉え方をされることもあるんですけど、実はすごいちゃんとした統計学そのものなんですよね。
例えば、茨城ゴールデンゴールズ(萩本欽一が創設した野球チーム)で試合をして、9回裏で1アウト満塁、一打逆転のチャンスがあったんです。そのとき「代打として出すなら、毎試合ヒットを打ってる調子のいい選手か、半年間試合に出ていない選手か、お前だったらどっちを使う?」って聞かれたことがあって。
普通だったら調子のいい選手を出すじゃないですか。でも、欽ちゃんに言わせると「お前、逆だろ」って。「半年出てない選手を出して、もしサヨナラヒットを打ったら、その方がドラマになるだろ。そっちの方が新聞の一面に載る」って言うわけですよ。
それに、調子のいい選手をそんな大事な場面で出したら、プレッシャーで打てなくなると。半年間出ていない選手は、出ていないんだからプレッシャーがない。たとえ打てなくても、また半年間ベンチを温めればいいんだ、って。
だから、「調子の悪い選手は運がたまっている」っていうのも、実はちゃんとした理由があって。欽ちゃんは理系なんですよ。
関連記事
人気連載
“包帯だらけで笑いながら走り回るピエロ”を目撃した結果…【うえまつそうの連載:島流し奇譚】
現役の体育教師にしてありがながら、ベーシスト、そして怪談師の一面もあわせもつ、う...
2024.10.02 20:00心霊【萩本欽一の都市伝説】あさりど・川本成が暴露したヤバすぎる「欽ちゃんエピソード」のホントのところ(インタビュー)のページです。萩本欽一、都市伝説、キック、ラリー遠田、統計学、川本成、欽ちゃん、あさりど、茨城ゴールデンゴールズなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで