3月30日~4月2日、札幌に中国衛星「天宮1号」が落下する可能性がESA予測で判明! 猛毒物質が散る危険も!?
■研究機関の予定落下日は4月1日、人命にかかわる確率は?
とはいえ、ESAのデブリ専門家Stijn Lemmens氏によると、過去60年間に6000個の制御不可能な人工衛星やロケットの部品が地球に再突入したが、人に当たったことがあるのは1件だけだという。それも、かなり小さな部品が肩に当たっただけで、かすり傷にもならなかったそうだ。
試算によると、スペースデブリが運悪く人間にぶつかる可能性は、落雷にうたれる確率の1000万倍も低い1.2兆分の1に過ぎないとのことだ。ただし、人命に関わる事故は起こっていないものの、1974年にはNASAの宇宙ステーション「スカイラブ」がオーストラリアの都市エスペランサに落下し、同市はNASAに対し400ドルの罰金を請求したことがある。
人工衛星のトラッキングサイト「Satview」では、天宮1号の現在時点の位置を見ることができる。ちなみに、「Satview」は落下日時・地点の予測も行っている。それによると、予測落下日時は4月1日のUTC(協定世界時)08:47(日本時間17:47)、予測落下地点はアメリカに近い太平洋上とのことだ。
確率的に天宮1号の落下を死ぬほど恐れる必要はないが、完全に安全だという保障はない。あくまで予測は予測であり、日本の大都市や原発の真上に落下する可能性もあるのだ。今後も固唾を飲んで天宮1号の行方を見守ろう。
参考:「Daily Mail」、「The Virtual Scope Project」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊3月30日~4月2日、札幌に中国衛星「天宮1号」が落下する可能性がESA予測で判明! 猛毒物質が散る危険も!?のページです。中国、人類滅亡、ESA、落下、天宮1号、宇宙ステーション、ヒドラジンなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで