ライブでカブトムシを食べて解雇された地下アイドル、懲りずに“コオロギ食”に挑戦!「かみつき!MAD-DOG」インタビュー!
■カブトムシ事件の瞬間は?
――ちなみに、カブトムシは過去に食べたことあったんですか?
雨「ないです……ノリですかね。ツノからいきました。それでだいたいなにかはわかったんですけれど……もしかしたら違うかもって全部食べて。でも、“この匂いは嗅いだことある!”って」
――見事正解だったと。
雨「はい、腐葉土の味がしましたね」
――その雨嬢の食べている様を見て、他のメンバーの方はどう思ったんですか?
抹茶「う~ん、なんとも思わなかったですね」
かずみ「まぁ、おもしろいかなって」
抹茶「今、虫食べる人っていっぱいいるじゃないですか」
――まあ、そんなに多くはないと思いますが……。ちなみに、以前にはどんな虫を食べたことがあったんですか?
雨「友達とバッタを多摩川で取ってきて食べたことはあります。バッタとノビル、ハルジオンとかを取ってきて、府中の是政っていう駅の近くの焚き火ができるところに行って、ドングリなんかも集めて調理しました。まず、川の水汲んできて飯盒で山菜を茹でて、それからフタに生きたバッタを入れて、焼いて塩ふって食べました」
——―やはり、素養はあったんですね。
ここな「あとはアイドルというよりも、YouTuber的な感覚でコーナーをやってしまってて」
雨「うん、そう」
――会場のお客さんの反応はどうでしたか?
抹茶「なんか……ザワってたよね」
かずみ「“うおぉー!”みたいな」
――でしょうね……。
雨「女の子が“キャー!!”って言ってたよね」
ここな「えっ、それって私の声じゃない(笑)? 私、食べてるところから距離が一番近かったので接点が……カブトムシが口に収納されていく瞬間が見えたんです。夢に出そうというか、トラウマになりそうだったんです!」
――《利き虫》のコーナーの後はどうしたんですか?
かずみ「普通に歌を歌いましたよ。もう事務所辞めたんでカバー曲になっちゃったんですけど、デビュー曲だった『限界炸裂ロンリードッグ』を」
――カブトムシ食べて、「それでは聞いてください」って(笑)。
かずみ「そうです」
雨「凄い口の中がパサパサしたまま歌いました。あの歌、出だしが雨からなんですよ。歌えたっちゃ歌えたんですけど、口の中パサパサしてるって記憶しかないですね……」
1名を除きメンバー内ではわりと普通の出来事として捉えられた「カブトムシ事件」。だが、社会の反応はやはりというか、大きく異なった。
雨「2日連続のイベントだったんで、私たちが解雇を知らされたのはその次の日ですね。『カブトムシ事件』の後に解雇です」
ここな「ネットではその2日後って書かれてたりするんですけど、翌日なので12日ですね」
かずみ「Twitterの反応では、《3.11日の事件簿》みたいな扱いで、『東日本大震災』『性の喜びおじさんの命日』『カブトムシ』でけっこうリツイートされていました」
――12日のライブでは、何かパフォーマンス的なことはやらなかったんですか?
ここな「お客さんを舞台に上げて、《あだ名をつけよう》ってコーナーをやってましたね」
――またずいぶんと落ち着いた企画になりましたね……。
抹茶「私たちもまさか、カブトムシでそんなに話題になるとは思ってなかったんで。正直、我々は『カブトムシ食べることは大したことない』って思ってたんで。全員で“コレおもしろいね”ってなったヤツをライブごとにやっていこう、ってテンションだったんで、他にあんまり過激なのを用意してなかったんですよね」
かずみ「もしまた虫を出すとしたら数年後とか、“ここぞ”って時だけだよね……やるとしたら武道館かな」
――なんとなく武道館はカブトムシ食いNG出そうですけどね……。
雨「でも、虫食べるのって今後の食料難とかに役立つんですよ。今、WHO(世界保健機関)が推奨しているくらい、昆虫食はいいんです!」
かずみ「だよね!もうちょっと主張した方がいいよ。なんで昆虫食はダメなんだって」
急に意識の高い地球規模の話を展開し始める「かみつき!MAD-DOG」。
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2024.10.02 20:00心霊ライブでカブトムシを食べて解雇された地下アイドル、懲りずに“コオロギ食”に挑戦!「かみつき!MAD-DOG」インタビュー!のページです。虫食い、カブトムシ、かみつき!MAD-DOGなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで