毛皮のために5倍太らされた「モンスターフォックス」が残酷すぎる! キツネに見えない“痛々しい姿”に批判殺到=フィンランド
動画を公開したOikeuttaeläimilleによれば、動物を苦しめるような方法で飼育・繁殖させることはフィンランドでは法律に違反するという。この団体は昨年もフィンランドの毛皮牧場の惨状を告発しており、キツネたちは本来の生き方と大きくかけ離れた劣悪な環境で飼育され、高脂肪食を与えられて太らされているのみならず、過剰繁殖による遺伝子の異常まで起きていると発表している。
フィンランドを含む北欧諸国はもともと毛皮生産量の多い地域である。近年ではリアルファー批判を受けて、飼育状態を含む厳しい基準を満たした生産者にのみ「SAGA認証」が与えられる。この認証では「動物の健康と福祉は高品質な動物育種の絶対条件」としているが、公開された動画にはSAGA認証を受けた牧場で今年3月に撮影されたものまで含まれているという。Oikeuttaeläimilleは動物たちが業者の利益追求の犠牲になっていると痛烈に批判している。
毛皮のコートを1枚作るために通常のサイズのキツネが10~20匹使われるという。太らせればより大きな毛皮を取れるだろうが、あまりにも残酷だ。リアルファーへの厳しい批判は止まりそうにない。
(編集部)
参考:「Daily Mail」「YouTube」、ほか
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2024.10.02 20:00心霊毛皮のために5倍太らされた「モンスターフォックス」が残酷すぎる! キツネに見えない“痛々しい姿”に批判殺到=フィンランドのページです。フィンランド、北欧、虐待、毛皮、牧場、動物愛護、遺伝子異常、リアルファーなどの最新ニュースは好奇心を刺激するオカルトニュースメディア、TOCANAで