ついに「記憶の移植」に成功! UCLAがアメフラシで実験、人間に適用される日も近い!

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 また一つ、SFの世界が近づいた。今回は何と「記憶の移植」に成功したというのである。このニュースは英「BBC」ほか、多数メディアで報じられている。

ついに「記憶の移植」に成功! UCLAがアメフラシで実験、人間に適用される日も近い!の画像1ジャンボアメフラシ。画像は「Wikipedia」より引用

■ジャンボアメフラシの記憶を移植する

 記憶の移植実験に成功したのは米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究者らだ。研究ではジャンボアメフラシ(Aplysia california)を用いられた。実験の手順は次のようなものだ。

 まずジャンボアメフラシの尾に軽い電気ショックを20分おきに5回与え、24時間後にも再度同様に電気ショックを与える「訓練」を行う。電気ショックを与えられるとジャンボアメフラシは防御反応で体を縮ませるのだが、訓練後のジャンボアメフラシは体を触られただけで約50秒間も体を縮ませるようになった。訓練を受けていないジャンボアメフラシは、体を触られてもたった1秒間しか体を収縮させない。

 次に、訓練を受けたジャンボアメフラシの神経からRNA(リボ核酸)を取り出し、訓練を受けていない別の個体へと移植した。すると驚くべきことに、移植を受けたジャンボアメフラシは訓練を受けていないのにもかかわらず、体を触られるだけで平均40秒間体を収縮させたのだ。このような反応は訓練を受けていない個体のRNAを移植した時には起きなかった。論文の共著者の一人、UCLAの神経生物学教授のデイビット・グランツマン氏は、この時の様子を「記憶を写したかのようだった」とBBCに語っている。

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