「わたし、死んじゃったの…」少女霊が出る鹿児島の無人温泉を取材!地元民が拒絶する激ヤバ心霊スポット!
この島には、民宿が何軒かある。もちろん、四季を通じて美味しい魚料理を出してくれるので嬉しい限りだが、旅の醍醐味というのは、旅をしながら見つけた風変わりな宿に泊まることだったりもする。そのため、『X温泉』の名前自体は、旅行者の間でも良く知られている。
鹿児島市内にある温泉宿で会った50代くらいの虚無僧は島に着いてから『X温泉』に数泊しようとしていた。しかし、島民にその場所を尋ねると、それとなく敬遠する素振りを見せていたという。「おかしいな?」と思って、漁師のBさんにツッコミを入れると、この施設は、島民も恐れるような心霊スポットだったことが分かった。虚無僧といっても、一人の人間であることに変わりはない。僧は、この施設に泊まるのを止めて、民宿に数泊した。
筆者は、霊感の強い方ではない。そんなことから、「昼間なら、まぁ、大丈夫だよ。あの子が出たら逃げればいい(笑)」というAさんと『X温泉』に行ったが、大広間に座っていると、何とも言えない妖気を感じた。そして、耳を澄ましてみると、幼い女の子の吐息が聞こえてきた。ちょっと前まで温泉に浸かっていたAさんは、「長居をするのは避けよう。あの子が来るかもしれない。やばいやばい!!」などと言うと、慌てて玄関の扉を閉めて、乗って来た軽自動車に飛び乗った。
もう2度と『X温泉』に行くことはないだろう。もしも、Hちゃんが出てきたら、どんなことになるか分からない。そして、あのような妖気は、一生感じたくないのだ。
(写真・文:小倉門司太郎)
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