W杯で実際にあった「呪い」事件がヤバすぎる! ニュンガの呪いと謎の儀式、降霊術とニワトリの血で…選手が激白!

W杯で実際にあった「呪い」事件がヤバすぎる! ニュンガの呪いと謎の儀式、降霊術とニワトリの血で…選手が激白!の画像2相手のゴールポストに呪いをかける選手。現在アフリカではサッカーの試合での呪術の使用は禁止されている。「Mirror」より引用

 ニュンガの呪いの効果は絶大だった。1998年のW杯予選で、イランと大陸間プレーオフを争ったオーストラリアは事前の予想では圧倒的有利と見られていたが、最終的に本戦出場を勝ち取ったのはイランだった。W杯出場を逃したオーストラリア代表は地区予選・プレーオフを通じて8戦無敗(6勝2分)であったにもかかわらず本戦出場を逃したことから、この試合は「メルボルンの悲劇」と呼ばれている。

 オーストラリア代表が念願のW杯本戦出場を果たしたのは2006年のドイツ大会のことだったが、実はこの裏にも呪いの存在があった。オーストラリア代表チームにかかっている呪いの噂を聞きつけたラジオ司会者ジョン・サフランが、直接モザンビークに乗り込み、パウリーノとミリアムという名のニュンガに呪いを解くよう依頼したのだ。2人のニュンガは、すでに亡くなっている1969年にオーストラリア代表に呪いをかけたニュンガの霊と繋がり、呪いを解くよう説得。この時、なぜかサフランはニワトリの血液を浴びたらしい。

 そして、サフランはオーストラリアに帰国後、シドニーのオリンピックスタジアムでニュンガの指示通りに残りの儀式を遂行した。これが行われたのは2004年のことだった。その後、オーストラリア代表は2006年から今回のW杯まで連続出場を果たしている。

 ただ本戦での結果は、2006年はベスト16まで残ったものの、2010年と2014年はグループリーグ敗退という結果になっている。今回の大会も初戦のフランス戦を落とし、残り2試合の相手国もFIFAランクでは各上だ。オーストラリアが勝つためには、今度こそ呪いの力が必要になってくるかもしれない。

参考:「ABC News」、ほか

TOCANA編集部

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