YMOとUFOの知られざる関係をサエキけんぞうと笹公人が全語り!日本カルチャー界の“ 歴史的超能力汚染”がヤバ過ぎる!
歌人の笹公人とミュージシャン、作詞家、プロデューサーのサエキけんぞうの特別対談。第2回ではYMOとUFOの知られざる関係について語った。(第1回はコチラ)

笹:4月に出た『テレビブロス』で、細野晴臣さんが星野源さんと対談していて、その中で「『TOCANA』を読んでいる」と言っているんです。この発言に驚いたんですよね。それで、こういう状況ならサエキさんに『TOCANA』にご登場いただいても迷惑をかけないのかなと思ったんです。細野さんもやっぱりUFOに縁が深いじゃないですか。

サエキ:とてもとても深いですね。
笹:だから、今日は「YMOとUFO」というテーマでお話をさせていただきたいと思っているんです。細野さんはロズウェル事件の数日後に生まれていて、宇宙人説もあるぐらいですからね。この間、お会いしたときに写真を撮ったら、細野さんの手からオーラが出ているような写真が撮れまして。(写真を見せる)
サエキ:確かに出てますね。一般でいうところのオーラの色の変色が手の下で起こっています。細野さんは、YMO(1978年結成)の前にはっぴいえんど(1969年結成、1972年解散)として活動していましたが、その頃にこういう話をしていたのを聞いたことがない。恐らく細野さんは興味はあっても話さないようにしていたのではないかと。
1960年代は学生運動が盛んな時期で、若者に元気がありました。一口でいうとリアリズムの時代なんですよ。みんなが口角泡を飛ばして政治を語ったり、フリーセックスの
ようなことも一部で行われていた。肉体的にも精神的にもタフに現実的な元気があった。そんな時代は、空想的にUFOや宇宙人の話をするのは、ただの「変わった人」ってい
う位置づけでしたね。
「しんしんしん」というシニカルな自作詞がはっぴいえんどの一枚目「ゆでめん」に入っていますが、細野さんははっぴいえんどの中でも、いわばリアリストでもありました。突飛で空想的な面があったとしても、自己内に格納されていたというか、我々にはその芽を見せませんでした。でも、その後のYMOは不思議な感じで出てきたじゃないですか。ここで大事なのは、YMOがブレークしたからそういう話が始まったわけではないということ。YMOが成功する直前に、細野さんはそういう不思議な体験を、息せき切って披露するようになったんですよね。

笹:1974年のユリ・ゲラー来日っていうのが大きかったと思うんですよね。それ以降だからというのもあるでしょうね。
サエキ:ふ~ん?そうか。細野さんはユリ・ゲラーについて何か話しているんですか?
笹:細野さんのユリに関する発言は知りませんが、細野さんとミッキー・カーチスさんとの対談の中で、ミッキーさんが、ユリ・ゲラーをキャンティに連れて行ったとき、店にあったスプーンを全部曲げたと言っています。そのとき、YMOのプロデューサーだった川添象郎さんの車のキーも目の前で触りもしないで曲げたそうです。
サエキ:鍵曲げましたか。そうか、ユリはキャンティにも来ていたんだ。キャンティは日本のサブカルチャーの根っこも作ったといえるイタリアンレストランです。フランク・シナトラやマーロン・ブランド、イーヴ・サン=ローランといった世界的な大スターから、岡本太郎、小沢征爾のような日本の筆頭文化人、そして60年代後半からの常連客としては加賀まりこさん、安井かずみさん、ムッシュかまやつさん、コシノジュンコさん、末席に若き荒井由美のような六本木野獣会の面々が中心になっておしゃれな世界を作っていた。60年代当時、ヨーロッパの情報はすべてキャンティに集約されていたし、それが日本のロックの土壌の元にもなっていくんです。
そんなキャンティにユリ・ゲラーが乗り込んできたというのは大きな事件。スノッブで格調高いキャンティが、言葉は悪いですけど、ユリによって「超能力汚染」されたともいえるわけです(笑)。
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