アインシュタインのVRアバターを使うと実際に頭が良くなることが判明! デキる人に「なりきる=なる」こと証明!

 現代物理学の父・アインシュタインの個性的な風貌は一度見れば忘れられないインパクトがあるが、もしもVR技術でアインシュタインに成り代わってみたらどんな気分が味わえるだろうか。最新の研究ではなんと、アインシュタインになってみると本当にテストの成績が向上することが報告されている。


■仮想現実空間でアインシュタインに成り変る

 イケメンや美女になったらどんな気分が味わえるのかなんて考えてみたことはないだろうか。すでにそうなのでその必要はないという向きには余計なお世話になってしまったが(!?)、ではアインシュタインになってみたらどんな気分になれるのだろうか。

 スペイン・バルセロナ大学の研究チームがこの6月に「Frontiers in Psychology」で発表した研究では、バーチャル空間の中でアインシュタインになってみるというユニークな実験が行われている。

 実験に参加したのは18歳から30歳までの男性30人。事前に一連の認知機能テストと「自尊心」、そして「老人に対する潜在的偏見」が測定された。

 その後、実験参加者は「VRスーツ」と「VRゴーグル」を装着し、VR空間の中で半数はアインシュタインに、もう半数は平均的な成人男性になって、一連の運動をVR空間の中で30分間行った。

 VR空間での運動を行い、それぞれが“仮想のカラダ”に慣れてきたところで、再びプレイ前に行った一連のテストに取り組んだのだ。つまりアインシュタインになる前となった後で、当人に何らかの変化がもたらされているのかどうかを探る試みである。

「VRによる“成り代わり体験”が、認知機能に影響するかどうかを探りたいと我々は考えました。アルバート・アインシュタインのような高い知性を象徴する身体を与えられれば、一般的な身体を与えられた人よりも認知機能が優れるのでしょうか?」と研究チームのメル・スレイター教授は語る。はたしてこのユニークな実験の結果は?

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ